『旅行者の朝食』は旧ソ連やロシアの生活や文化を気軽に知れる1冊

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個人的な趣味で外国文化、特に言葉に興味があり、ついつい言葉に関する記述のものを読みたくなってしまうのですが、こちらはロシア語通訳者である米原万里さんの著書です。

ロシアというと今はウクライナと戦争状態にあり、あまりいい印象は持てないかもしれませんが、決してロシアの人々すべてが悪いわけではなく一井の人々は平穏な生活と平和を望んでいるものと思います。

しかし今ロシアの政治的な側面に目を向けるとどうしても侵略や国粋主義的な部分がフォーカスされがちです。そのバイアスを戻す意味も兼ねて最近この1冊を手に取ってみました。

『旅行者の朝食』とは旧ソ連時代に売られていた缶詰の名前のようで、市場主義経済を否定する上層部の意向で作られていた美味しくない缶詰につけられた美味しくなさそうな名前だそうです。笑 詳細は本に譲りますが、ところどころにこのような計画経済がもたらしたアンニュイな側面が描かれていて興味をそそられずにはいられませんでした。また、筆者自身もご親族も食に対するこだわりが強く、食に関する考えなども紹介されています。身近なテーマからどんどん読み進められる一冊だと思います。

コロナも終息に向かい、また国際的な移動が再開され、お互いにコミュニケーションをすることで誤解を解きながら共に反映していく世界が戻ってくることを切に願います。

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