米国のグロース株(VOOG)とバリュー株(VOOV)の対決、2021年の結果は…?

投資アイディア

米国株式をグロース株とバリュー株に分けた時、どちらがよりハイパフォーマンスなのか、2021年を見ていきます。

VOOG vs VOOV

ちなみに2019年、2020年にはグロース優位という結果が出ています。

VOOG vs VOOVでアメリカのグロース・バリュー株対決を見る!

では2021のチャートを見てみましょう。

緑がS&P500(VOO)、青がグロース・成長株(VOOG)、黄色がバリュー・割安株(VOOV)

2021年の上半期に振り返った時はついにバリュー株がグロースをアウトパフォームするのかという期待がありましたが…

2021年上半期の米国株、グロース株とバリュー株の勝敗は?昨年と逆転?

後半はグロースが見事に抜き去り3年連続でグロース優位という結果になりました。

この状況を説明するのにはまずVOOG、VOOVそれぞれの構成銘柄を確認しましょう。

VOOGの組み入れ比率トップ10はGAFAMTの面々が上位を占め、それ以外にも2021年に無双したNVIDIA、昔はGAFAと同列に並べられたほどのNetflix、PC使うのに避けては通れない(?)アドビ、2020年に注目を浴びたホームデポなどが名前を連ねます。

それに対してVOOVはバークシャー・ハサウェイを筆頭に、JPモルガンやバンク・オブ・アメリカなどの金融・銀行株、ファイザーやジョンソンエンドジョンソンなどのヘルスケア、エクソンモービルやシェブロンなどのエネルギー株が代表です。

それを踏まえたうえで後は金利動向や原油価格である程度説明がつくのかもしれません。

特に年初は米国10年債の金利が大きく上昇しました。それは金融セクターにはどちらかと言ええば追い風、反対にグロース株にとっては向かい風になりました。

インフレも一時的との見方からもう少し長期にわたって続くとの予想に変わり、それによって原油価格も上昇、これがエネルギー株を押し上げました。

しかし、後半になるとそのあたりの動きが一服してきたのでVOOVの伸び率が鈍化しています。

その一方でGAFAMTの方はハードルの高い決算期待をクリアできなかったのはアマゾンくらいで、アップルも期待とトントンくらいになったかと思ったらその後恐ろしく上昇をしていますし、この化け物企業群はどこまで行くのか…

S&P500指数・ナスダック100・ダウ平均での比較

米国株の分け方としてはS&P500指数、ナスダック、ダウ平均なんて分け方もあります。今回はそれらに連動するETFも並べてみました。

緑がS&P500(VOO)、青がナスダック100(QQQ)、黄色がダウ工業株30種平均(DIA)

この3つの比較で言うとナスダック総合指数が一番グロース寄りになっており、その中でもナスダック100は上位100銘柄を集めた指数になります。

また、一番バリュー寄りの銘柄を集めているのがダウ工業株30種平均、いわゆるダウ平均というものです。

こちらの3指数で見てみるとS&P500指数のVOOとナスダック100のQQQは意外にも僅差です。また、それに比べてダウ平均のパフォーマンスは大きく見劣りしています。日本のニュース報道では米国株と言えばダウ平均というような形の紹介をされていますが、これを見る限りS&P500指数などを米国株の代表として紹介する方がいいのでは…と思ってしまいますね。

2022年も引き続き注目ポイントは金利・インフレ・原油価格あたりになってくるのかなと思います。今後も定期的にウォッチしていこうと思います。

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