2021年米国株の各セクターの動きはどうだったか

投資アイディア

米国株の各セクターがどのような動きをしてきたか見ることで投資のヒントを見つけていければと思っています。

各セクターの代表的な企業はこちらにまとめました。

米国株のセクターとその代表銘柄まとめ

では早速見ていきましょう。

緑はVOO、青は通信、黄色は一般消費財、黒は生活必需品、赤は情報技術

ETF Replay

2021年の年初から12月23日までのチャートです。

まずはVOOのパフォーマンスの高さに驚きます。年初来27%以上の上昇です。米国ETF投資が人気になるのも納得ですね。

そのVOOにこの中で唯一対抗できたのが情報技術セクター。アップルやマイクロソフトのセクターですね。

GAFAMTの2021年の年初来パフォーマンスを比較

一方調子の悪かったのは通信セクター。筆頭であるグーグルの親会社アルファベットに加え、メタに名前を変えた元フェイスブックも入っているセクターです。9月ごろまではVOOも凌駕するパフォーマンスでしたが、その後大きく下落。原因の一つにはアップルによるプライバシー規約の変更があげられるかもしれません。これによりデジタル広告のターゲティング精度が下がり、結果的に売上高をうまく伸ばせなかった企業があったようです。

パフォーマンス低かったもう一つのセクターである生活必需品はそもそもディフェンシブ要素の強いセクターです。ここはそもそも景気が良くても悪くても大きく変動しないことがウリなセクターなので、全体的にパフォーマンスがいい時期には少し見劣りしてしまうのは仕方ないかもしれません。

続いてはエネルギー、金融、公共です。

緑はVOO、青はエネルギー、黄色は金融、黒は公共

今年はエネルギーセクターと金融セクターが輝かしい一年でした。エネルギーセクターは一年前に原油先物がマイナスになるなど前代未聞の逆風が吹きましたが、それをこの一年でしっかり取り返した形になっています。金融も長期金利の上昇に始まり、FRBのテーパリングが実際に開始されるなど追い風となるニュースが多かったように思います。足元では原油や長期金利の上昇は一服といった感じで、これから先どうなるかはまだなんとも分かりませんが、特にエネルギーはコロナの制約が少なくなるほど上昇が見込めそうなセクターとして2022年も注目してもいいように思います。

公共セクターは生活必需品セクターと同様、ディフェンシブ要素の強いセクターです。それでも年初来14%の上昇は素晴らしいですが、他のセクターと比べるとどうしても見劣りしてしまいますね。

最後は資本財、ヘルスケア、素材です。

緑はVOO、青は資本財、黄色はヘルスケア、黒は素材

個々のセクターはすべてVOOをアンダーパフォームしてしまっています。GAFAMTのどの企業も属さずイメージのわきにくいセクターとなってしまっていますが、その中でもヘルスケアなどは新しい技術が出てきそうな面白いセクターのような気もしますが…資本財は航空機メーカーや部品の企業が含まれているのでコロナ後には注目される可能性もありますね。

今年のエネルギーセクターのように、その年買われなかったセクターは次の年に来る可能性もあるので、ある意味有望セクターと言えるかもしれません。

米国株の各セクター比較をしてきましたが、これをもとに面白いと思うセクターの代表銘柄を買うもよし、そのままセクターETFを購入するもよし、メインの積み立てETFにちょっと味付けするような感覚で組み入れてみると更に投資の幅が広がって面白いと思います。

他の年の比較はこちらでご覧ください。

セクター別ETFの年ごとの値動きまとめ

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