冬のワンチャンス!「1月効果」でお年玉を狙え!

投資アイディア

株式投資の世界で「1月効果」という表現があります。これはある特殊な条件を満たした株が1月頃大幅に上昇するという現象です。

では「1月効果」とは、何なのか、どういう条件が必要なのかを見ていきましょう!

「1月効果」はパフォーマンスの悪い株に出る現象

「1月効果」の条件のうち外せないのは、その年のパフォーマンスが「きわめて悪い」株であるということです。一見すると「パフォーマンスが悪い株が大幅に上昇する」というのは意味不明な表現かもしれません。しかし、パフォーマンスが悪い株は似た様な状況に追い込まれやすく、その結果1月に似た様に上昇に追い込まれる可能性が高いということが言えます。では、その似た様な状況とはどういうことでしょうか。

空売りの蓄積

その年のパフォーマンスが悪いということは、空売りを仕掛ければ利益が出る銘柄だったと言いかえられます。つまり、「1月効果」銘柄の候補は空売り比率が多い銘柄といえます。空売りをしていると、いずれはそれを買い戻すことによって空売りの解消をすることになります。それは需給の中で言えば買い圧力になる訳です。つまり空売り比率が高いと将来の買い圧力が高いことを表していることになります。

その年のIPO銘柄が狙い目

空売り比率が高い銘柄の中でも特にその年のIPO銘柄に特に「1月効果」が出やすいです。それはなぜかというと、業績が悪い銘柄でも上場期間が長いとコアなファンがついていることがあるからです。コアなファンにとって、その株が安いとなると「こんなに安いの⁉じゃー買うわ」と株価下落局面でも継続的に買われ、その結果下落がマイルドに抑えられてしまうということが起きます。

ではその年に初めて上場されたIPO銘柄ではどうでしょう。ある銘柄がその年初めて株式公開されて、その後一本調子に下落してきたら…「じゃー買うわ」という人はそれほど現れず、どちらかというと「この株ヤバいんじゃね?じゃー触れないでおくわ」という判断をする人の方が多くなると推測できます。その結果、その年IPOした銘柄で下落した銘柄は一方的に売られやすいという特徴があります。その売られやすいという性格が後の「大幅上昇」を生み出すエネルギーとなります。

12月は「損出し」の月

12月はその年の確定申告をするにあたっての、最後の月となります。その年に株取引で儲けを出せている投資家にとっては、12月に損を出すことによって支払う税金を少なくすることができます。

例えば下記のような投資家を考えてみます。

Xさんは××年に100万円で買ったA銘柄が120万円に値上がりしたので、そのタイミングで売却しました。株式譲渡益は20万円です。

このままこの年を終えると売却益20万円に対して20%の課税、つまり4万円の課税が確定してしまいます。

しかし、このXさん、実はポンコツなB銘柄にも100万円投資してしまい、12月時点でその時価は80万円になっています。

これを何もせずに年始を迎えると本当に4万円が課税されてしまうのですが、B銘柄を12月中に売るとどうなるでしょう。

株式譲渡益+20万円と株式譲渡損₋20万円を相殺し、その年の利益を0にできます。利益が0であれば、それに対する課税も0円です。つまり、Xさんはクソ株を手放すことにより、4万円の課税を逃れることができたのでした。

12月はこのようなカラクリから損出しを積極的に行う月になっています。そして損出しをされる銘柄と言えばその年にクソみたいにパフォーマンス悪い(IPOされたばかりの)銘柄ということになります。

空売りされ、損出しのために更に売られた株はその後どうなるか…

いったん買い戻されると…

さんざん空売りされ、更に損出しのために売られた株はその後どうなるでしょうか。もう売り手はいなくなってしまい、後は買われるかでになります。しかも、空売り筋はどんな理由であれ買われて株価が上がれば利益が削られてしまうため、買い戻しを余儀なくされます。それが更なる買い圧力となり、クソみたいなパフォーマンスだった株は恐ろしい上昇を見せます。これが「1月効果」のカラクリです。

クソ株は上がっても…

では「1月効果」で3段跳びに上がった株があったとして、それは長期投資に向くでしょうか。

結局のところ、需給の結果上がったとしても「クソ株」は「クソ株」なわけで、その後は更に大幅下落の可能性が高いようです。

「死んだ猫も地面に叩きつければちょっとは跳ねる」ということから、この「1月効果」を「デッド・キャット・バウンス」とも呼ぶようです。

株価下落時に出現する、ありがたくない動物たち

結局跳ねたとしても、死んだ猫は死んだ猫、その後はまた奈落の底に落下していくことが多いようです。つまり、「1月効果」を狙った銘柄は利益が出ようと出まいとある程度のところで引き上げないと奈落の底へ引きずり込まれるということです。

「1月効果」狙いは危険な火遊びと割り切り、適当なところでさっと引き上げないと地獄を見そうです。

しかもこの「1月効果」、近年は多くの人に知れ渡っていることから銘柄によっては時期が若干前倒しの12月から始まることもあるようです。「1月効果」が12月から始まるとはこれいかに…

それでもワンチャンスを狙い、ちょっと早めのお年玉を手に入れたい方は、ぜひワンチャンス狙ってみてください!

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