9月に入り米国市場もテーパリングや利上げを意識しているのか上昇に陰りがみられるようになりました。今回は定点観測シリーズの中でもバリューVSグロースの比較をしたいと思います。

年初からバリュー株がアウトパフォームするという珍しい展開だった今年の米国株相場ですが、後半はまたしてもグロース株が優位に転換していました。おそらく米国の企業決算が軒並み良かったことなどにより市場心理が好転、今後の成長が期待されるグロースにお金が戻ってきたということでしょうか。
ただ、9月に入るとテーパリングが意識されるようになり3ETFとの下落に転じています。9月末時点だとわずかにグロースが優位ですが、金利上昇は成長率の高い銘柄ほどマイナスに働くことを考えると今後再度バリュー優位になる可能性も否定できません。
それにしてもこのダラダラした下げはいつまで続くのか…いやむしろ積み立てや買い増しには上がらない方がありがたいか。ポートフォリオの一部を現金化して更なる下落にも備えておこうと思います。
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