株式投資をしていればテンバガー銘柄を当てることを夢見る人も多いと思います。
わらびーも投資人生の中でそんな出会いを夢見て、楽しみにしながら投資に向き合っていますが、今回はまさにタイトルにその言葉が入っている『テンバガー大化け株・サイクル投資術』です。
基本的にはファンダメンタルズ分析を重視するスタイル、そこに自分目線で未来イメージを考え、大きく伸びそうな企業を選んでいく方法を学ぶことができる図書でした。
また、個人的に改めて意識した部分は良い企業を暴落相場で買うということ。やはりスタートラインが低いほど、そこから10倍にもなりやすいわけで…という当たり前のことを「でもそれが真理だよなー」ともう一度確認した次第。
バフェットもそれができるように普段現金を多く持っているのに、自分の投資となるとついどんどん上がっていく米国相場にも負けないようにとフルインベストメントになりがちでした。そしてそれで痛い目を見たのがコロナ暴落。
それからは反省して現金を多めに持ちながら、買いのタイミングもぐっと堪えながら投資をしています。なかなか難しいですけど、慣れていくしかないですね。
暴落は概ね10年に一度来ているので、これが活きるのは…10年後?笑 そこまで覚えてられるかの方が心配ですが…
もう一つ本書のありがたいところが著者の朝香友博氏が2016年の時点でこれから伸びると考えていたリストがついている点。わらびーも自分なりに銘柄選定をしていますが、その結果見つけた銘柄の一部が本書のリストに載っているのは励みになります!
この調子でもっと銘柄選定のクオリティも磨いていければと思います。
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