米国株式と他のアセットを比べてベストミックスを探す

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米国株独り勝ちのこの状況が続き、年初来の上昇率も2割近くなってきました。ただ、今後テーパリング開始が正式に決まれば一波乱あるかもしれません。その時に買い増すアセットを考える上で、今までの各アセットの動きをみておこうと思います。

2019年からの動きはこちらの記事で。

米国株と組み合わせる面白いアセットクラスを探してみる

2021年の1月から7月末までの各アセットの動きです。

緑がS&P500(VOO)、青が米国中期債(BIV)、黄色が金 (GLD)、黒が新興国株式(VWO)、赤が新興国債券(VWOB)

1枚目のチャートでは緑の米国株の動きが最も堅調になっています。黒の新興国株式も年初は調子が良かったですが、その後はパフォーマンスがさえません。1つにはコロナウイルスの中でも感染力が強いデルタ株の蔓延、遅々として進まぬワクチン接種の影響が出ていると考えられます。また、2013年のテーパリング時には新興国通貨の大幅下落もあったことを考えると今回はどうなるのか気になるところです。

黄色の金ETFは6月中旬に大きく下げています。これはFOMCで利上げの時期が前倒しさせれるのではとの観測が出たため、金利がつかない金は魅力が薄れることを嫌気されたということでしょうか。となると今後も利上げがどのタイミングで行われるか次第で大きく値が動きそうです。

債券系はマイルドそのものですね。ただ、年初からのパフォーマンスがマイナスなのは気になるところ。債券投資デビューのタイミングがなかなかつかめません。笑

他のアセットではどうでしょうか。

緑がS&P500(VOO)、青が米国REIT(RWR)、黄色がグローバルREIT (RWX)、黒が欧州株式(VGK)、赤がMSCI日本(EWJ)

なんと米国株式を超えるパフォーマンスを発揮しているのが米国REIT(青)です。ワクチン接種の進展やバイデン政権の経済対策による景気回復期待などが理由に挙げられています。

欧州株(黒)やグローバルREIT(黄色)も年初来プラスですが、米国のと比べるとパフォーマンスが落ちるようです。

そして赤の日本株。年初来だと+と-の間を行ったり来たりです…少なからぬ額を日本株にも投資している身としてはがっかりな状況。しかし、個人的に気になっていた個別株を買い増しする機会にはなりました。FRBのテーパリングを受けてここから更に下落するのかどうか。下落余地ありますか?笑

米国REITが強いのは新たな発見でした。新興国株式はコロナ次第な感じがなんとも…あと欧州株も米国ほどではないにしてもいい感じですね。なーんて考えていると結局買うにしても株系になりそうですね。

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