2021年上半期のGAFAMTのパフォーマンスは?一部はS&P500指数を下回り明暗

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GAFAMT
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2021年もはや半分が過ぎました。これまでのところ、GAFAMやテスラがどのような状況か見てみます。

緑がS&P500(VOO)、青がFacebook(FB)、黄色がGoogle(GOOGL)、赤がApple(AAPL)、黒がAmazon(AMZN)

ETFrelpay

まずはGAFAとS&P500指数の比較。2021年上半期に限って言えばグーグルの親会社アルファベットやフェイスブックが順調に伸びています。1つは経済再開にともないこれらの企業の収益の中心である広告料の伸びが期待されるからかもしれません。また、この2社は昨年ではアップルやアマゾンと比べれば株価が冴えなかった2社でもあります。なのでこれまで抑えられていた分、今年に入って買われた可能性もあります。

反対に昨年順調に伸びていたアマゾンとアップルはこれまでのところ、S&P500指数にパフォーマンスで劣後しています。やはり昨年度の成長がすさまじかったことに加え、それをさらに超えるという高いハードルを考えると買いにくいのも納得です。

全体の傾向として1月末から2月頭に全体的に下がっているところは金利の急騰があったところです。高成長株は金利の上昇がマイナスに働きますが、それでも全体のパフォーマンスと比較すると軽微に見えてしまいますね…相変わらず恐ろしい株です。

昨年のパフォーマンスはこちらにまとめました。

GAFAのパフォーマンスを検証!MSFTとの比較も!

ではマイクロソフトやテスラはどうでしょうか。

緑がS&P500(VOO)、青がMicrosoft(MSFT)、黄色がTesla(TSLA)

テスラが1月頃上昇しているのはビットコインの急騰に伴ったものと思われます。しかし、その後はビットコインも下落し、テスラのパフォーマンスも思わしくありません。年初来ではマイナスリターンとなっています。まー、昨年の上昇を考えるとやむを得ない所もあると思いますが…

一方マイクロソフトは順調に株価が上昇し、S&P500指数も上回っています。

こうして見てみると、昨年度パフォーマンスの良かったところは伸び悩み、逆に昨年伸び悩んだところが順調という結果となりました。

毎回必ずこうなるわけではありませんが、一時の株価の急騰に飛びついて後追いをしても、その後のパフォーマンスが劣後する可能性があるということですね。むしろ業績さえしっかりしているのであれば、株価が相対的に上がっていない所の方が今後の伸び代は大きいのかもしれません。

引き続き定点観測していきます。それから他のアセットも調べてみたいですね。

2021年上半期の米国債相場のリターンはどうだったか?

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