株式投資一辺倒できたわらびーでしたが、最近は他のアセットクラスにも興味が湧き、勉強も兼ねてまとめています。
今回は残存期間の異なる米国債の値動きがどう異なっているのか、ETFを並べて見てみます。

2021年の上半期は基本的に残存期間の長い米国債ほど価格が下がる結果になりました。
理由はなんと言っても金利の上昇です。債券は金利が上昇すると価格が下落しますが、その影響は長期債になればなるほど大きくなります。ちょうどこの時は2月に金利の急騰がありました。それが如実に現れたのが今回ということになります。
ちなみに2020年は全く反対の結果になっています。それが下のチャート。

こちらの期間は超長期債のパフォーマンスが素晴らしい。その原因は3月にあったコロナ暴落に原因があるといえるかもしれません。これを境に米国債金利は0に据え置かれ、それを受けて債券価格は上昇しました。
米国債同士の比較をすると基本的な動きは同じでその変動幅に違いが出るという結果になりました。もちろんさらに詳しく調べてみると長期債に色濃く影響するイベント、逆に短期債に強く働くイベントなどあると思いますが。
今後は他のアセットクラスとの動きの違いを見てみるのも面白そうですね。
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