米国株と組み合わせる面白いアセットクラスを探してみる

投資アイディア

2021年度も米国株は順調に上昇しています。そんな中、やはりこの調子がいつまで続くかは心配になるところ…

この順調なうちに次の投資先を見つけ、今のうちから米国株の急落に備えられないか、他のアセットクラスと米国株を比較してみようと思うようになりました。

第一弾は米国中期債、金、新興国株式、新興国債券と比較してみます。

米国中期債、金、新興国株式、新興国債券との比較

2021年上半期

緑がS&P500(VOO)、青が米国中期債(BIV)、黄色が金 (GLD)、黒が新興国株式(VWO)、赤が新興国債券(VWOB)

ETFrelpay

2021年の上半期を見てみると株式が順調、債券が若干のマイナス、金が比較的大きく下げています。この期間は2月頃の金利の急騰がニュースの一つになっていましたからその影響がそれぞれのアセットクラスに出ていると思われます。これだけだと「じゃー株式でいいじゃん」となってしまうので、他の期間も見てみましょう。

2020年

緑がS&P500(VOO)、青が米国中期債(BIV)、黄色が金 (GLD)、黒が新興国株式(VWO)、赤が新興国債券(VWOB)

コロナ禍の始まった2020年を見てみましょう。言うまでもなく3月の下落がコロナ暴落です。その時期は恐ろしいことにほぼすべてのアセットクラスが大きく下げています。この時一強と言えたアセットは何と「現金」、それもドルです。

株も債券も金も売られた…その時買われた第4の資産とは?

ほぼすべての資産がドルに対して割安になりました。

安定性で言えば米国債券が一番でしょうか。なので近いうちに資産を取り崩す予定がある場合は米国債を入れておくのは一案ですね。

同じ債券でも新興国債はコロナで大きく下がっています。債券でも明暗が分かれました。

金はさすが「有事の金」といったところ。コロナ暴落真っ只中では「あの金も売られた!」なんてセンセーショナルな見出しも飛んでいましたが、後になって冷静に振り返ってみるとやっぱりさすがの安定力。一番いいパフォーマンスをしています。

株式は下落もすごいけど、戻りもすごいですね。今回はリーマンショックとも違って戻りの速さも注目されました。二番底が来ないと話題でしたが、確かに見当たりません。

有事の2020年の後は株が順調だった2019年も見てみましょう。

2019年

緑がS&P500(VOO)、青が米国中期債(BIV)、黄色が金 (GLD)、黒が新興国株式(VWO)、赤が新興国債券(VWOB)

2019年はS&P500指数が35%以上も上昇する株式万歳な相場でした。(それが翌年のコロナ暴落につながるのですが…)そういう年だと株よりも魅力的なアセットクラスを見つけるのは難しいですね。

n2019年はS&P500指数が35%以上も上昇する株式万歳な相場でした。(それが翌年のコロナ暴落につながるのですが…)そういう年だと株よりも魅力的なアセットクラスを見つけるのは難しいですね。

なので長期で投資が可能なのであればやはり株式の比重を大きくする方が大きなリターンも狙えてよさそうです。

個人的な経験でも自分が投じた資金よりもマイナスだった時は精神的にもかなりきつかったのを覚えています。長期投資に切り替えてからは割と早い段階で損失を取り戻し、その後はある程度大きな下落が来ても含み益が減少するだけで「身銭を切った」感覚が無く、以前より冷静に対応できています。

個人的な経験でも自分が投じた資金よりもマイナスだった時は精神的にもかなりきつかったのを覚えています。長期投資に切り替えてからは割と早い段階で損失を取り戻し、その後はある程度大きな下落が来ても含み益が減少するだけで「身銭を切った」感覚が無く、以前より冷静に対応できています。早い段階でしっかりとリターンを得て、利益を暴落時のクッションに使えるようにするとあまり追い詰められずに投資を続けられると思います。

続いて米国REIT、グローバルREIT、欧州株式、MSCI日本との比較です。

米国REIT、グローバルREIT、欧州株式、MSCI日本

2021年上半期

緑がS&P500(VOO)、青が米国REIT(RWR)、黄色がグローバルREIT (RWX)、黒が欧州株式(VGK)、赤がMSCI日本(EWJ)

2021年の上半期だけを見ると意外にも米国REITが強いという結果となりました。我らが日本株は一番パフォーマンスが低い…日本株にも投資している身としてはちょっと残念な結果。最近投資を始めた比較的若い人には米国株が人気というのも分かる気がします。

しかし、この米国REITの強さ、実はウラがあります。

2020年

緑がS&P500(VOO)、青が米国REIT(RWR)、黄色がグローバルREIT (RWX)、黒が欧州株式(VGK)、赤がMSCI日本(EWJ)

こちらはコロナ暴落のあった2020年。チャートに金や債券が入っていないと「もれなく暴落した感」が増しますね。笑

そこで特に注目してほしいのが青と黄色のチャート。それぞれ米国REITとグローバルREIT。この年はREITが全般的に振るわなかった年と言えます。反対に2021年は伸びしろがまだまだあったということ。

この年だと日本株も悪くないパフォーマンスです。いいぞ、やれー!

各アセットどこできるかでもイメージが随分と変わりますね。

ついでに2019年も見ておきましょう。

2019年

緑がS&P500(VOO)、青が米国REIT(RWR)、黄色がグローバルREIT (RWX)、黒が欧州株式(VGK)、赤がMSCI日本(EWJ)

米国株が順調だった2019年。これに勝るアセットクラスはなかなか見つかりませんね。まー、2019年はそういう年だったと後出しでは言えるわけですが、実際にはいつ大きな下落があるか分からない世界。米国株一辺倒はやはりハイリスクには間違いありません。

自分も資金を取り崩す時期が来たらもう少し色々なアセットに分散する必要がありそうです。

個々のアセットの中でさらに比較をした記事もあります。

2021年上半期の米国株、グロース株とバリュー株の勝敗は?昨年と逆転?

2021年上半期の米国債相場のリターンはどうだったか?

2021年上半期のGAFAMTのパフォーマンスは?一部はS&P500指数を下回り明暗

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