恐竜の世界も(意外にも?)日進月歩で日々通説が覆されたり新しい解釈が生まれたりしています。
子どもの頃読んだ図鑑と今の図鑑を比べてみても大きく違うことは数知れず…最初は「前と言っていたことが違う!」と戸惑いましたが、最近では研究とはそうやってトライアルとエラーを繰り返して発展するものだとやっと理解しました。
この本は恐竜研究の歴史に残るデイノケイルスの発見にまつわるエピソードや恐竜研究発展の様子を知ることができます。
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著者は「鷹の目」の異名でも知られる小林快次氏。恐竜研究のエースですね。
この本のもう1つ良いところは小林氏がどのような経緯で恐竜の研究者になったかを知ることができる点にあると思います。恐竜に限らず、何かの研究者に憧れるお子さんも多いのではと思いますが、どうやったら研究者になれるかについては分かりにくいのではと思います。
研究とはどういうものでどんな姿勢で取り組むかなど、示唆に富む内容になっています。
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近年の恐竜研究を通して発見されたことをベースにしたNHKの恐竜超世界も、この図書を読んだ後だと更に面白くなります!
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