VOOG vs VOOVでアメリカのグロース・バリュー株対決を見る!

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株式投資にはグロース株投資(成長株投資)とバリュー株投資(割安株投資)があります。

キャピタルゲイン(値上がり益)が狙えるグロース株投資、キャピタルゲインが狙えるバリュー株投資とそれぞれに一長一短があるわけですが、実際のところはどちらの方がリターンが高いのか、検証してみました。

過去のトータルリターンが見られるサイト、ETF replayを使ってS&P500 の成長株を集めたVOOGと割安株を集めたVOOVを比較してみます。

緑がS&P500(VOO)、青がグロース・成長株(VOOG)、黄色がバリュー・割安株(VOOV)

2020年の年初来からのチャートを見てみますと成長株のVOOGが割安株のVOOVをアウトパフォームしています。特にコロナウィルスによる暴落があった3月以降にその差が広がっています。

2020年は3月に新型コロナウイルスの蔓延による経済ストップのため、大幅な株価下落がありました。その対策としてFRBが大規模な金融緩和を行ったため、米国10年債の利回りが下落。そのため暴落後は低金利の恩恵を受けやすいグロース株が大きくアウトパフォームすることになりました。

反対にバリュー株では金融株など低金利がマイナスに働くセクターがあるほか、エネルギー株も原油価格の歴史的な下落(一時WIT原油はマイナスに)の影響を受け、暴落後の戻りは鈍かったです。それでも年間でプラスに戻したのはさすが米国株と言えそうですが…

もう一つのグロース・バリュー比較としてS&P500、ナスダック100、ダウを比べてみます。

緑がS&P500(VOO)、青がナスダック100(QQQ)、黄色がダウ工業株30種平均(DIA)

こちらはやはりグロース株の構成比率が一番大きいナスダック100が素晴らしいリバウンドをしています。また、この中では一番バリュー株の割合が大きいダウでも10%弱のプラスとなっています。ダウは指数の中ではバリュー株の割合が高いとはいえ、アップルなども入っているため純粋なバリュー株のみのETFと比べるとパフォーマンスが良かったようです。

これらの結果を踏まえてこれからの経済再開の状況や金利動向などに応じて狙い目のセクターや銘柄を選定していこうと思います。

2020年はある意味では特殊な年だったとも言えるかもしれません。もう少し長い期間を取ってみるとどうでしょうか。ということで、次は直近3年間の推移です。

緑がVOO、青がVOOG、黄色がVOOV。

過去3年間を見てもおおむねグロースがバリューをアウトパフォームしています。少なくともこの3年間はグロース株に軍配が上がりますね。

過去の3年間がその後のパフォーマンスを表す保証は全くありませんが、今のところはグロース株投資の方が成績がいいということは言えそうです。

また、コロナ禍による環境変化はグロース株にプラス、バリュー株にはマイナスに働きました。今後経済が再開されるにつれ、この力も逆方向に効いてくるのではと考えられます。

2021年の比較は

米国のグロース株(VOOG)とバリュー株(VOOV)の対決、2021年の結果は…?

細心の比較は

米国グロース株(VOOG)vsバリュー株(VOOV)の値動きまとめ

にまとめてみました!ぜひこちらもどうぞ。

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