バフェットも恐れおののいた最強・最恐の経営者とは

投資関連

投資の神様ウォーレン・バフェット、投資先にはほとんど口出ししないその独特の「経営方針」は起業家から歓迎されました。バフェット自身、株主への手紙でそのことを述べています。

Lack of control, in effect, often has turned out to be an economic plus.

ウォーレン・バフェット、株主への手紙1981

コントロールしないことが、実際は、経済的にはしばしばプラスになる。

今回はそのようなコントロールされない自由を謳歌した起業家の中でも、バフェットをビビらせた超パワフルな起業家、ローズ・ブラムキンを紹介します。

ローズ・ブラムキンとは

ローズ・ブラムキンとはロシアの小さな村からアメリカにわたり、家具店ネブラスカ・ファニチャー・マートを立ち上げた女性です。卸売価格に10%の利益だけを乗せて売る手法が大当たりし、お店は大繁盛。途中卸売業者から嫌がらせを受けるもお店の人気で何とかやり過ごします。その様子はニトリにも似ていますね。

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そんなローズ・ブラムキンの家具店がある時同業の会社に売却される話を聞きつけたバフェットは、今後も経営に口出しせず、財務諸表もチェックしないまま買収の提案をします。それだけ相手を信じているというバフェットなりの誠意の見せ方だったようです。

そんなわけで無事バフェットはネブラスカ・ファニチャー・マートを買収したかに見えましたが…

ローズ・ブラムキンとバフェットの対立

ローズ・ブラムキンが95歳の時、ローズとその子孫の間で経営を巡る対立が起き、なんとローズ・ブラムキンはネブラスカ・ファニチャー・マートのすぐ向かいの倉庫を店舗にし、ガレージセールを行いました。よりによってあの最恐起業家がバフェットの敵に回ってしまったという…これを機にもう一度両者の間で協議が行われました。

驚きの契約

最終的にこの対立を治めた時、バフェットはローズと特別な契約をしました。それはローズがビジネスから手を引いた後、5年間はバフェットの企業と対立するような事業に手を出さない事。この契約を結んだ時、ローズ・ブラムキンはなんと99歳。それでもバフェットはこの契約を結ぶのに何の躊躇いもなかったという。それほどローズのたくましさに恐れおののいていたということでしょう。しかもその後もとにかくローズを怒らせないように細心の注意を払ったとか。それほどローズ・ブラムキンという人物はエネルギーに満ち溢れ、ビジネスに力を注いでいた人物だったんですね。

バフェットは事業のみならず、そのオーナー経営者の仕事振りも評価対象にしていました。そして基本的には買収後もその人に経営を任せます。その姿勢はバフェットの以下の言葉にも現れていると思います。

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