バークシャーのポートフォリオ(2020年9月末)の主な変化

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ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイのポートフォリオ(2020年9月末)が公開されました。主だった変化は以下の通り。

2020年9月末のバークシャー・ハサウェイのポートフォリオ
比較でこちらが2020年6月末のポートフォリオ
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医薬品株4社に投資

大きな変化はここ数日で報道されているアッヴィ、メルク、ブリストル・マイヤーズスクイブ、ファイザーの医薬品4社への投資があげられます。ファイザー以外の3社はそれぞれポートフォリオの0.8%程度を、ファイザーは0.05%程度を占めています。

バフェット氏の投資会社、米ファイザーなど医薬品株購入

ファイザーだけ比率が低い理由は明らかにされていません。ワクチン報道で今は他社と比べると割高との判断でしょうか…?

コストコを売却

続いてエグジットした投資先。今回はコストコです。コストコには2000年頃投資していたようです。買値は28.62ドル。現在は380ドル超なので十分な利益を得たというとこらでしょうか。ちなみにバフェットはコストコのプライベートブランド「カークランド」を同じく持ち株のクラフトハインツの脅威として見ていたとか…持ち株同士が争うようなポートフォリオ…ある意味大負けしない安定のポートフォリオになりそうです。笑

IPOされたスノーフレークにも投資

スノーフレークはクラウドデータウェアハウス企業です。ハイテクには投資しないと公言していたバフェットも徐々に方針を変えてきていますね。また以前はIPO銘柄も積極的には買わなかったようですが、その点でもこの投資は注目されます。

銀行株は引き続き売り

バフェットお気に入りの銀行株は引き続き売られています。ウェルズ・ファーゴは持ち株の半分近く、46%をこの3ヶ月で売りました。JPモルガンに至っては95%を手放しています。PNCファイナンシャル・サービシズやM&Tバンクも持ち分を減らしています。

ただ、同じ期間にバンク・オブ・アメリカは若干買い増ししており、銀行株総悲観と言うわけでもなさそうです。

引き続きアップルの割合が高い

ポートフォリオの半分近くは変わらずアップルに投資されています。資金の半分近くを一つの企業に預ける手法はさすがバフェットと言うところです。ちなみに株数が劇的に増えていますが、これは株式分割の影響です。実際には分割後の株数で3600万株以上を売却しています。さすがにリバランスをしたというところでしょうか。

バリック・ゴールドは一部売却

金鉱株のバリック・ゴールドは持ち株の4割を売却しました。金への投資は懐疑的だったバフェット、手放すのも早めですね。

TモバイルUS新規取得

あまり大きなニュースにはなっていませんが、TモバイルUSも新たにポートフォリオに加えています。

それからリストには上がっていませんが、日本の商社株にも投資していますね。そこもおそらくグロースからバリューへの投資シフトの恩恵を受けているはずです。

バフェットがついに日本株を保有!その銘柄とは?

きっと同じぬか喜びを経験…?

最後は個人的なことも入りますが、実は偶然にもバフェットと同時期にバイオジェンに投資をしました。自分が投資した直後のバークシャーポートフォリオの公開で新規追加されていました。

せいもあって最新のポートフォリオが公開されると、「バフェットはバイオジェンどうしたかなぁ」とついつい気にしてしまいます。

今回は特に変化無しでしたが、そうするとバフェットもこれを体験したのかと…

4割上昇からの元通り…

バフェットも此の時期は一喜一憂したのかなぁ…と気になってしまいました。笑

主な変化は上記の通りでした。今後もバフェットの動向から目が離せません!

バフェットのポートフォリオを改めて見てみた

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