2020年は投資環境が大きく変わる一年になっていますが、それは投資の神様ウォーレン・バフェットにとっても同じです。
改めて今バークシャー・ハサウェイのポートフォリオを振り返り、今後の参考にしようと思います。
バークシャー・ハサウェイのポートフォリオ
バークシャー・ハサウェイのポートフォリオは2020年6月30日のものが閲覧できます。

現時点で手に入るデータで表を作ってみました。ポートフォリオ比率順です。
まず目を見張るのはアップルの比率ですね。全体の45%近くを1つの銘柄に割り振るというバフェットらしい大胆な戦略。バフェットはこれだと思う銘柄に資金の大部分をつぎ込むことがありますが、今がまさにその状態。
分散投資はしない!?バフェットの集中投資の背景にある考えとは
しかし、2020年3月時点では35%くらいだったようです。そこから他の株を売却したり、アップル自身が値上がりしたこともありこの驚異的な比率になっているようです。次の開示では50%に乗ってしまったりして…
水色網掛けにしているのは3か月前と比べて株数が減少している銘柄。銀行株やビザ、マスターカードなど金融関連が多い印象。しかしアメックスは売っていませんでした。アメックスはバフェットが若いうちから投資していた銘柄の一つなのでそこは手をつけないということでしょうか。
昔から投資している銘柄で言うとコカ・コーラも有名ですが、よくみると株数が4億株ぴったり。笑 ぴったりにしておくことにも何か思い入れを感じます。
リストから消えてしまったものとして航空株があります。デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空すべてがリストから消えてしまいました。またリーマン・ショック時に買ったゴールドマンサックス株も最近手放しました。
反対に最近になって買われているのが金鉱株のバリック・ゴールド。金には投資しないとしていたバフェットですが、有事に備えてということでしょうか。それからS&P500指数連動のETFも購入していますね。
まだ6月時点のリストには載っていませんが、日本の商社株やIPO銘柄のスノーフレークを買うなど、また活発な動きを見せ始めたバークシャー・ハサウェイ。
次の開示も楽しみです!
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