金・銀・プラチナ!!貴金属への投資もETFでお手軽に可能!

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金投資がまた注目を集めています。現物を持つにはまとまったお金が必要になりますし、それを保管する場所など心配の種にもなります。しかし、今では金や銀、プラチナにパラジウムなど貴金属にもETFを使って手軽に投資できるようになっています。

三菱UFJ信託銀行が出している果実シリーズは貴金属への投資を可能にしてくれるETFです。

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果実シリーズ一覧

コードETF名対象指標経費率
1540純金上場信託金1g0.44%
1541純プラチナ上場信託プラチナ1g0.55%
1542純銀上場信託銀100g0.55%
1543純パラジウム上場信託パラジウム10g0.55%
2020年9月14日現在

例えば純金上場信託1口を購入すれば金地金1g分の投資をしたことになります。5,000円程度から金投資を始めることができるのはETFで投資をする大きなメリットになります。また、希望する場合は地金との交換も可能なのもこのシリーズの特徴と言えます。

デメリットを挙げるとすればETFの割には経費率が高めと言ったところでしょうか。

それ以外にも金現物に投資するETFだとSPDR ゴールド・シェア受益証券(1326)がありますが、やはり経費率は0.4%前後となっています。金価格連動型上場投資信託(1328)は先物型ETFなので長期保有には注意したいところです。

現物ETFと先物ETFの違い、投資スタイルで使い分け

各貴金属の特徴

貴金属の代表と言えば金です。特徴としてはドル安(インフレ)や株安などの時に価格が上がりやすいため分散投資の一資産として使われます。地政学リスクでも金価格は上がりやすいです(有事の金)。

反対に金に投資しても利息は付かないため、金利が上昇する局面では金の魅力は債券などに対して下がります。

また、貴金属全体に言えることですが、需給バランスが価格を決める大きな要素になります。中国やインドなど金を好む文化を持つ地域が経済的に豊かになると金の需要も増え価格が上昇するでしょう。

プラチナ

プラチナも貴金属としては有名ですが、意外なことに金以上に景気の影響を受けやすい貴金属です。というのも、プラチナはその4割が自動車用に利用されるからです(ディーゼルエンジンの排ガス浄化のための触媒)。宝飾品としては3割程度とか。

また、産出国が南アフリカに偏っているのも需給に大きな影響を与えるようです。

希少性では金にも勝るプラチナですが、意外と価格は不安定で、近年は人気の金に押されています。

銀も工業用としての用途が多く、景気の影響を受けやすい金属です。また、銅の副産物として出てくるという特徴もあるため、需要が緩んでも供給を絞りにくいという特徴もあるようです。市場も金と比べると小さく、ハイリスクハイリターンになりがちです。

パラジウム

パラジウムもプラチナのように排ガス浄化のための触媒として使われますが、こちらは主にガソリン車の触媒として使われます。今後ディーゼルが主力になるか、ガソリンがシェアを維持していくかの戦いが、こんなところにも影響するんですね。

ちなみに生産国はロシアが多く、次に南アフリカ。つまりこれらの国の情勢にも影響を受けることになります。

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