9月に入り日差しも少し弱くなったので秋野菜も本格スタートです。
ニンジンは発芽さえさせれば仕事の半分は終わりと言われるほど、発芽させるのが難しい作物です。
好光性種子といって光が当たらないと発芽しない性質があるので種をまいた後は薄く土をかぶせるだけ…土が多すぎると発芽しない。でも土が少なくてすぐ乾く…乾きすぎると発芽しない。でも水が多すぎると種が流れてしまう…もちろん発芽しない。どんだけ発芽しないんだ。笑
さて、文句はその辺までにして、今回は「時なし3寸」といういたって普通なニンジンにチャレンジです。
2020年は8月31日にまず第一回の種まきを行いました。その10日後くらいがこちら。

ざっくり言って半分くらい発芽しました。うまくいかなかった部分は9/10にまきなおしました。次でどれくらい生えそろうか…!

しばらく撮影していませんでしたが、ニンジンは無事育っています。株が大きくなっていくにつれて間引きを少しずつして根っこが育つ空間を作っているくらいです。このあと中耕をして、液肥をまきました。実は中耕は今まで力を入れていなかったのですが、さすがにそろそろちゃんと野菜を育てようと思い立ち、やっています。余計な雑草も取れていいですね。なぜ今までやらなかったのか…ちなみに道具はこれを使っています。
その名も忍者熊手!名前に惹かれて買ってしまいました。笑 これで固くなった土の表面をひっかく様に耕しています。

ニンジン畑にアブラナ科の何かが生えているなー、とは思っていましたが放置していたところ…食えないサイズまで大きくなってしまった…大根かと思ってたら全然葉っぱが違いますね…何者なのか分からず仕舞いです。


本命のニンジンですが、早いものだと首が見えるようになっていました!ニンジンはこの首の太さを見て収穫時期を探るといいとか。これならOKかなということで、収穫です。

今年は種をまく時期も遅く、発芽せずにまき直しもあったのでどうなることかと思いましたが、温かい天気にも恵まれ何とか育ってくれました!

12/18いよいよ霜が降りるようになってきました。

そんななかでもよく育ってくれています。

掘り出してみると凍ってはいませんでした。よかったよかった。

年末も葉っぱは霜に若干やられながらも土の中では元気にしているようです。今年はおでんや煮物でかなりダイコン、ニンジンを楽しんだので、今度は紅白なますなどさっぱり系にもチャレンジしてみます!

最終的には年明けの1月下旬までニンジンを採ることができました。今回は例年に比べて順調に進みました。やはりニンジンは発芽が一番難しく、そこさえ乗り切れば比較的簡単に育てられると思います。また次の年もやろうかなー。
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