2年から3年という長い期間を樽で寝かすことできれいな琥珀色に輝くウイスキー…しかしコーンウイスキーはその大切な熟成期間をすっ飛ばしたイミフofイミフなウイスキーです。笑 むしろよく「ウイスキー」と名乗れたなくらいなところですが…それには深い訳が…
コーンウイスキーとは
コーンウイスキーはその名の通り、トウモロコシを主原料にした蒸留酒です。アメリカで作られ、唯一最低熟成期間を定められていないウイスキーになります。
熟成させる=お金がかかる=価格が上がる
というルールが基本のウイスキーの世界において
最低熟成期間がない=さっさと売る
となるのは火を見るよりも明らかなワケで…笑 蒸留したての透明なまま売られることも多いのがコーンウイスキーの特徴です。
かつてある密造者が「酒は寝かせたほうが味が良くなるのでは?」と聞かれたのに対し、「1週間ほど寝かしてみましたが、何も変わりませんぜ?」と答えたとか答えないとか…
ちなみにこのお酒が生まれるキッカケは蒸留酒への課税とそれに対する反発からだったことを考えると究極のアウトロー酒でもありそうです。というかまず見た目からアウトロー感ハンパないっす。
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まさかの瓶詰めだと…?しかも樽で熟成させない分、香りもつかないのかレモンフレーバーやピーチフレーバーなど香り付きのものもあるようです。自由すぎ…笑
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正直飴色の瓶が並ぶウイスキーコーナーでこの見た目はむしろ目立ちます!ウイスキーばかり飲んで少し飽きが来ている人はこんな不思議系ウイスキーもたまに飲んでみるのはいかがでしょうか。
この瓶でこぼさずグラスに注ぐにはどうしたらいいか…毎回飲むたびに悩みます。笑
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