『仕事消滅 AI時代を生き抜くために、いま私たちにできること』は2017年出版と日進月歩のAIの世界を知るには少し昔の本になりますが、それでもかなり読み応えのある内容でした。
AIが得意とすること、反対に苦手とすることを元にどのような仕事が今後も残っていき、どのような仕事がいつ頃無くなっていくのかを考察しています。また、仕事の一部がAIに任されることで人間の行う仕事への変化や、仕事が人からロボットへ奪われてしまう後の世界をどのようにすれば住みよい世界にすることができるか、など社会的な影響や悪影響をどう緩和するかについても踏み込んで解説しています。
個人的に興味深かったのはAIの学習能力の向上が目覚ましく、以前と今とでどのような仕事が無くなるかの予想も大きく変わっているという点です。自分が子供の頃は単純労働はどんどんロボットに置き換わっていくので、頭脳をしっかり鍛えるように言われました。しかしこれからはAIが人間の頭脳を超越する世界になるということは…その辺りがアップデートされるだけでも今後AIを見る目が変わると思います。
この本によると最初の大きな変化が現れるのは2025年。その時にどのくらいAIが実社会で利用されているか今から気になるところです。
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