スペイサイドのシングルモルトウイスキー

ウイスキー

スコッチウイスキーの中でもスペイ川流域を意味するスペイサイドに分類されるウイスキーを集めてみました。

グレンフィディック:世界初のシングルモルトウイスキー

グレンフィディックが発売される前はウイスキーは基本的にブレンドして売るものとされていました。個性の強い原酒であるモルトウイスキーを癖の少ないグレーンウイスキーとブレンドして万人受けする味にしていくのです。

しかし、1963年にグレンフィディック蒸留所が世界初のシングルモルトウイスキーを売り出します。当初は個性が強すぎるとして受け入れられないだろうと考えられたシングルモルトウイスキーでしたが、ふたを開けてみればコアなファンを引き付ける一大ジャンルに大化けしました。

ブレンダーの名前を冠することが多いブレンデッドウイスキーに対して、産地を冠するシングルモルトウイスキー。産地に思いを馳せながら呑むウイスキーの誕生です。

ザ・グレンリベット:政府公認第一号の蒸留所

ザ・グレンリベット蒸留所は19世紀の酒税法改正に伴う政府公認蒸留所に最初になった蒸留所です。

当時の酒税法は評判が悪く、密造酒業者は政府の許可証を取りたがりませんでした。その第一号になったことで経営者のジョージ・スミスは命まで狙われるように…

一転してザ・グレンリベット蒸留所の人気が出てくると「グレンリベットなんちゃら」とその評判にあやかった蒸留所が次々とできてしまう。ジョージ・スミスは訴訟を起こし、その結果ザ・グレンリベット蒸留所だけが定冠詞のTheをつけることを認められた。

日本人には分かりにくい感覚だがTheが付くことで「かの有名な」「誰もが知る」といったニュアンスが付く模様。「誰もが知るグレンリベット」→「政府公認第一号のグレンリベット」と判別できるようになるようです。

そんな数々の逆境を跳ね返し、2015年からはグレンフィディックを抜き世界で一番呑まれるシングルモルトウイスキーになりました。

ザ・マッカラン:シングルモルトのロールスロイス

シングルモルトのロールスロイスと称されるザ・マッカランはシェリー樽で熟成されることでそのゴージャスな香りが生み出されています。

ウイスキーはバーボン樽で保存することがコスト的には安く済みます(バーボンは新樽で保管することが定められているため使用後の樽は使いみちがない。そのため比較的安価でウイスキー蒸留所に供給される)。その数倍もするシェリー樽で熟成させることがザ・マッカランのアイデンティティーなのです。

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