ウイスキーの産地と言えば?五大産地の特徴まとめ

ウイスキー

日本では近年のハイボールブームからウイスキーがまた注目の的になっています。世界的にも人気が出てきており、未だに新しい試みが行われています。今回はそんなウイスキーの世界の中でも五大産地に注目し、それぞれの特徴などをまとめていきます。

ウイスキーの五大産地と言えば

ウイスキーの五大産地と言えばスコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本です。日本が五大産地の一つに数えられているのを初めて知った時は個人的には意外でした。

ウイスキーは産地の気候にも左右されるため当初は日本の気候には合わないのではと言われていたようですが、そこは持ち前の探求心とアレンジ力で五大産地の一角に食い込むまでになっています。

スコットランド(スコッチ)

ウイスキー発祥の地とされるスコットランドは五大産地の中でも群を抜いて有名なところだと思います。その中でもアイラ島スペイサイド・ハイランド・ローランド・アイランズ・キャンベルタウンと6つの地域に細分化されています。ウイスキーの特徴の一つとされるスモーキーな香り(ピート香)はアイラモルトの特徴になります。

スコッチを名乗るには蒸留所で製造し、オーク樽に詰めて最低3年間は熟成、瓶詰めまでをスコットランドで行う、そして瓶詰めする際はアルコール度数は40%以上などの条件があります。

スコッチウイスキーにはどんなものがある?6つの地域とその特徴

アイルランド(アイリッシュ)

スコットランドに並びもう一つのウイスキー発祥の地とされるのがアイルランドです。一時期は世界のウイスキーの6割を生産していたほどの主力産地でしたが、アメリカで禁酒法が施工されると粗悪な密造酒にアイリッシュウイスキーのラベルが貼られ、評判が落ちてしまいました。その結果今では4か所しか蒸留所が稼働していません。

わらびー個人的なアイルランドのイメージは『アンジェラの灰』やIRAなど他国に翻弄されてきた国…というものだったのですが、まさかウイスキーでもそんな影響を受けているとは…これも運命なのか。

ウイスキーの特徴としては、ほかの地域では2回蒸留して作るウイスキーですがアイルランドでは3回蒸留することでクリアな味わいに仕上がっているものが多いです。

アイルランド共和国または北アイルランド内の倉庫で木製樽に入れて3年以上熟成されたものがアイリッシュウイスキーを名乗れます。

スコッチじゃない方…歴史に翻弄されたアイリッシュ・ウイスキーのおすすめ

アメリカ(アメリカン)

アメリカのウイスキーの中でも有名なのはバーボンウイスキーかと思います。こちらはトウモロコシを原料となる穀物の51%以上使って作ったウイスキーです。ちなみにライ麦を51%以上使って作るとライウイスキー、小麦を51%以上使って作るとウィートウイスキーになります。

もう一つの特徴としては大体ほかの地域が3年熟成させるところ、アメリカのウイスキーは2年以上熟成すれば販売可能です。しかし、それでしっかりとフレーバーが付くのか…そこは世界屈指のディスラプション(創造的破壊)大国、なんと使える樽を新樽のみにすることでクリアしています(ちなみに内側を焦がす工程が必要)。

また、バーボンの亜種的な存在でテネシーウイスキーなんてのもあります。有名どころはジャック・ダニエルです。

説明が若干ディスり気味ですが、バーボンはわらびーの一番好きなウイスキーです。笑

バーボンってどんなお酒?有名どころやおすすめの飲み方

カナダ(カナディアン)

カナディアンウイスキーの特徴はその多くがブレンドされた状態で販売されていることです。詳しくは別のページに譲りますがウイスキーはブレンドすることで万人受けする味になります。

シングルモルトにブレンデッド、産地以外でのウイスキー分類

その結果カナディアンウイスキーは全体的に軽い口当たりでカクテルのベースに使われることが多いです。

日本(ジャパニーズ)

日本のウイスキーは竹鶴政孝がスコットランドへ留学して持ち帰った技術が、鳥井信治郎率いるサントリーや後に竹鶴が創業したニッカなどに脈々と受け継がれて作られています。

また、日本独自のものとしてミズナラ樽を使った熟成やシングルグレーンウイスキーの「知多」、五大ウイスキーをブレンドした「碧Ao」など未だに新しい試みを続けている点が挙げられます。

日本のウイスキー史を竹鶴政孝を中心にまとめてみる

ウイスキーの特徴は国そのもの

ウイスキーの歴史を見ていると、それぞれの国の特徴が色濃く表れているように思います。

自らの文化に誇りを持ち、しっかりと熟成させるスコットランド。

歴史に翻弄され数奇な運命をたどりながら、決して滅びないアイルランド。

新し物好き、歴史の短さをアイディアでカバーして世界を取りに行くアメリカ。

癖がなく誰とでもうまくやっていけるカナダはカクテル向き。

スコットランドを忠実にコピーし、独自の技術も盛り込む日本。

何か国民性がそれぞれのウイスキーに表れているようで、呑みながらも歴史に目を向け楽しくなってしまいます。

また、最近では台湾やインドなど新たな産地も勃興し、今後の楽しみも尽きません。

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