株も債券も金も売られた…その時買われた第4の資産とは?

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コロナショックに伴いちょっと不思議な現象が起こりました。株式が大幅に下落したのはセオリー通りでしたが、なんと債券利回りが上昇、つまり価格が下落、またもう一つの安全資産とされる金の価格も下落しました。この背景にはその3つに対して第4の資産が買われたことによります。それは現金(ドル)です。

実は2019年から「ドル不足」については話題になっていました。そもそも構造的にドルが不足がちだったところに、リスクオフで金融市場から一気に資金が引き揚げ、基軸通貨のドルに換金されます。

多少高くてもドルを買わざるを得ない人が増えたため、相対的にドルが強くなり株・債券・金がすべて下落するという現象につながりました。

長期的にはインフレに弱いなど現金を持つことはあまり好まれないですが…

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現にそのバフェットも2019年は現金比率が高かったことからパフォーマンスが市場平均を下回っていました。

話を戻して今回のドル不足ですが、一旦はFRBが無制限の量的緩和を行うことを表明し、落ち着きを取り戻しました。今後の流れとしてはこちらに書いたのが最悪のシナリオの一つかと思います。

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ただし、リーマンショックではほぼすべての人が地獄を見たこともあり、リーマンショックの再来は官民共に全力で阻止しようとするでしょうし、投資家側はリーマンショックの底で投資して成功した体験もあるため、果敢に買い向かう姿も見られます。

今後は実体経済・企業業績がどれほど毀損するか、それに対して投資家はどこまで許容するかという点に引き続き注目していきたいです。

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