短期的な株価急騰・急落時に持っていたいETFとしてレバレッジ系、インバース系ETFをまとめました。基本的にはどれも短期で少量持っておく前提です。
日本株(日経平均)連動
カッコ内は銘柄コード、経費率、管理会社です。売買代金が多い順に並べています。
急騰時に効果を発揮(レバレッジ2倍)
日経平均レバレッジ・インデックス(1570、0.80%、野村)
日経平均ブル2倍上場投信(1579、0.825%、シンプレクス)
楽天225ダブルブル(1458、0.378%、楽天)
急落時に効果を発揮(インバース2倍)
日経ダブルインバース指数ETF(1357、0.80%、野村)
日経平均ダブルインバース・インデックス(1360、0.825%、シンプレクス)
楽天ダブルベア(1459、0.378%、楽天)
VIX関係
VIX指数連動は以下のようなものがあります。VIX指数とはボラティリティ・インデックスで、恐怖指数という別名をもつ急落時に急に元気になるお祭り指数です。笑 今回のコロナショックでもその力を遺憾なく発揮しています。VIXについてはこちらでまとめました。

ただ問題はVIX指数にしっかり連動するETFが無いという点です。似ているものというとVIX短期先物連動のETFになります。VIX短期先物連動ETFとしてVXXがありますが、以下のような状況でした。
2/18 | 最高地点 | |
VIX指数 | 15 | 82(3/16) |
VXX | 13.52ドル | 69.0ドル(3/20) |
指数が5.4倍になったのに対してVXXが5.1倍…結果的にはまぁまぁよくやったって感じですかね。ただ、他の株価急落局面を見てもらうと分かりますが、VIX指数が上昇してもVXXがそこまで上昇しないこともあります。今回も最高地点に4日間のズレがあります。このあたりに使いにくさが若干気になりますが、株価が上がりすぎと感じた時には保険的に買っておくのはありかもしれませんね。
米国株連動
この話の流れで米国株連動は3倍レバレッジがありまして…と話を続けようとしたら今は規制の話が出ているようですね…最悪は上場廃止…?個人的には3倍ETFでもしもの時にリスクヘッジできるのは魅力的と思っていたのですが…
こちらは存続が確定したらまとめますかね…
最後に
上に挙げたものは基本的には長期保有には向かないものになります。それはこちらでまとめた通り。

今後短期で上がりそう、または下がりそうという時に保険的に買っておくETFという位置づけで使うと効果を発揮しやすいものと思われます。
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