コロナショックの最悪の結末は?リーマンショックの再来になる?今後の注目ポイント

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激しいコロナショックの一週間が終わり、また明日から相場が始まります。今のところ、金曜日夜のFRBの150兆円を超える資金供給を好感しての米国株上昇を引き継ぎ、月曜日の日本株はいったん上昇してスタートするでしょうかね。

問題はここからの株価の動きです。それを占うポイントをいくつかピックアップしてみました。

新型コロナウィルス終息のタイミング

こちらのサイトだと現状の米国株のPERは25倍弱だったものが20倍程度になってきました。平均の15.78倍よりはまだまだ高い水準ですが、いったんはお祭りムードに冷や水ぶっかけたところまで来ました。実体経済にも悪影響は出ていると思われますが、もし早期にコロナウィルス終息に向かうのであれば遅れた分を1年の中で取り戻して事なきを得る可能性もないとは限りません。フルポジ直撃をくらったわらびーとしてもこれを期待せざるを得ません。笑

しかし、もしコロナウィルスの猛威が続き、経済の停滞が長引くとPERが跳ね上がる可能性があります。というのもPERは株価÷一株益で算出するものですから、経済停滞で一株益が減少するとその分PERは上昇→高PERを許容できないから今度は株価下落、の流れでまた調整が入る可能性があります。

PERを見るときのポイント:似ている指標PBRと合わせて紹介
四季報を見る上でぜひ注目してほしいのがPERです。ちなみにPERは日々変動するので各証券会社で日々のPERを出してくれていると思います。PERはその株が割安か、またどのように評価されているかを知る上で極めて重要な指標になります。P...

しかも問題は一株益がどの程度下がるか見通しが立ちにくいため、パニックを引き起こす可能性もあります。

債務問題を誘発しないか

2019年から話題になっていたのがローン担保証券(CLO)の質の劣化です。CLOの仕組みはサブプライムローン問題の時に爆弾となった債務担保証券(CDO)に仕組みが似ています。

サブプライムローン問題とは

雑にCDOの仕組みとサブプライムローン問題をまとめておくと、こうなります。まず、信用力の低い人々に住宅ローンを貸し付けます。そのローンを束にして三分割します。なぜ束ねるかというと、住宅ローン1件だけだと貸し倒れたらそれでおしまいですが、いくつものローンを束にすることで一部が貸し倒れても全体としてはリターンを得られるようにリスクを分散するためです。

蛇足ですがその三分割の時にシニア、メザニン、エクイティと3段階に分けて、それぞれ低リスク低リターン、中リスク中リターン、高リスク高リターンの証券にします。この辺りに興味がありましたらこの本が分かりやすく説明してくれていておすすめです。

各商品を投資家・運用者両者の視点から解説:『海外ETFとREITで始めるインカムゲイン投資の教科書』
2019年の投資成績でも書きましたが、株買い一徹わらびーも少し反省しまして、インカムゲインを重視した戦略も学んでみようと手に取った一冊です。 玉川陽介氏の2014年の本で少し古いですが、それでも学ぶものは多く、かえって「本当に書いた通りに...

さて、ここからCDOに入りますが、先ほどの中リスク中リターンのメザニンをそのまま売るのが難しかったので、他の低リスクな証券と束ねて再度証券化します。これでできたのがCDO、同レベルの格付けの債券よりも利率が良かったため、広く売れました。

その後どんな問題があったか

リスクを広く薄く薄めたCDOでしたが、それは同時に「審査基準を緩めても問題なくね?」というようにリスクに鈍感になることを招いた可能性があります。最後は住宅バブルがはじけ、サブプライムローンの貸し倒れが増加します。

そうなるとCDOの持ち主は実際に持っている証券の本当のリスクが分からず、パニック状態に。真のリスクが分かるころには証券会社が一つ潰れ…あとは皆様の知る通りです。

CLOとの共通点は

今回話題になっているCLOはサブプライムローンではなく事業会社へのローンを証券化したものです。今回のFRBの資金供給もこの辺りを心配しての措置の可能性もあります。

引き続きフルポジの身としては大事にならないことを祈るばかりですが、もしもの時に備えて現金の準備をしておきたいところです。

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