共働き世帯も増え、色々なものに全力投球の日々が続く人も増えてきました。そうなると必然的に日々を振り返る余裕は無くなってしまうもの。
しかしそれでは大きなチャンスを逃したり、大きな失敗をするリスクをあげてしまっている可能性があります。
投資の世界で名声を得てきたバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットも時間の大切さ、余裕を持つことの大切さを時に語ります。
We would rather have some slack in the organization from time to time than keep everyone terribly busy writing business on which we are going to lose money.
ウォーレン・バフェット、株主への手紙1979
我々はお金を失うような保険を引き受けるために皆を忙しくさせるよりは組織に時々余裕が出ることを好みます。
また、バフェットは買収した企業にあまり口出ししない「物言わない株主」の姿勢を貫いていますが、それは自身の時間を投資のための時間に使えるよう、それ以外のことは人に任せるようにしているからです。

ついでに言うと彼は机にコンピューターを置かず、携帯電話も持たないことで、それで趣味のブリッジをする時間を確保していたとか…
ここまでくると自分が何のために生きているか、という人生論を突き付けられているようにすら感じてしまいます。笑 バフェットにとってはブリッジ>携帯電話なんですね…そんな取捨選択上手(?)なバフェットの考え方をよく表したことばがこちら。
If something’s not worth doing at all, it’s not worth doing well.
ウォーレン・バフェット、株主への手紙1981
もし何かをやる価値が無いのであれば、それを上手にやる価値もない。
スマホがここまで浸透してしまった今では一度持ってしまうとなかなか手放せないものではありますが、時にはスマホを置いて本当に好きな事に時間を費やしてみるのも贅沢な時間なのかもしれません。

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