バフェットの投資基準…長期投資の際に参考となる基準は?そういった企業が評価されないときはどうする?

投資の名言

長期投資と言えばバークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットを思い浮かべる人が多いと思います。彼が好かれる理由の一つとして誰もが得られる情報をもとに誰もが使える手法で資産を築き上げていったことが挙げられます。コカ・コーラへの投資は基本的に会社の出す財務諸表などをもとに決定しており、株式の購入も株式市場を通じて行われました。

また、基本的には買ったら買いっぱなしの方針でチャートにへばりついて短期で売買することはなくだれにでも真似できそうなスタイルです。それでいて驚異的なパフォーマンスを出し続けているのですから、興味を持つ人が増えるのも自然の流れというものです。

そんなバフェット、裏表のない性格、誰に対しても丁寧に物事を説明する姿勢も好かれていて自分の投資方針なども株主に積極的に開示しています。以下は1977年の株主への手紙に書かれた投資方針です。これは長期投資をする際の基準として大いに活用できるものと思われます。

バフェットは株式の購入、企業買収の両方において以下の4つの基準を考慮するとしています。

We want the business to be (1) one that we can understand, (2) with favorable long-term prospects, (3) operated by honest and competent people, and (4) available at a very attractive price.

ウォーレン・バフェット、株主への手紙1977

我々はその事業が理解できるものであり、好ましい長期的見通しがあり、誠実で有能な人によって経営されており、とても魅力的な価格で手に入ることを望みます。

また、株式の購入や企業の買収をした後の姿勢についても明言しています。

When prices are appropriate, we are willing to take very large positions in selected companies, not with any intention of taking control and not foreseeing sell-out or merger, but with the expectation that excellent business results by corporations will translate over the long term into correspondingly excellent market value and dividend results for owners, minority as well as majority.

ウォーレン・バフェット、株主への手紙1977

もし適切な価格であるならば、我々は喜んで当該企業への極めて大きなポジションを取ります。しかしその企業の経営権をにぎったり売却・合併をする意図はありません。ただ素晴らしい企業業績が長期的には素晴らしい市場価値や配当となって大小のオーナーに還元されることを期待しているだけです。

以上のようにバフェットの方針としては良い会社を買う、持ち続ける、経営に口出ししないという、これまた一般の投資家でもできるような投資方針のもと企業の買収を行っているということです。この「物言わない株主」という方針、別のところでもたびたび口にしているようです。

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そのようにして選んだ企業に集中投資するのがバフェット流ですが、必ずしもすぐに結果が出るわけではありません。そのようなときは市場が評価すべきものに目を向けるまで辛抱強く待ちます。待つことについても時々株主への手紙で言及しています。

If we are correct in the premise stressed in the preceding section of this report, our unreported ownership earnings will find their way, irregularly but inevitably, into our net worth.  To date, this has been the case.

ウォーレン・バフェット、株主への手紙1981

この手紙ので前に強調した前提が正しいのであれば、我々がまだ報告していない持ち分による利益は定期的ではないにしても確実に我々の純資産に追加されます。これまでのところ、いつもそのようになってきました。

あの投資の天才と言われるバフェットですら、その投資から利益を得るまでに待つ必要があるんですね。バフェットの凄いところはそれを何年も、しかも周りからのプレッシャーと闘いながら待つことができる点にあるのかもしれません。

バークシャーのポートフォリオには現在かなりの現金資産が積みあがっています。それについても資金を有効活用できていないと時々記事を書かれていますが、バフェットは沈黙を貫いています。このポジションについても将来「あれは正しかった」と評価されるようなことが起こるのでしょうか…今後の展開も気になります!

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コメント

  1. I enjoy what you guys are up too. This sort of clever work and reporting!
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