投資すべきブランド、ブランドに求めるべき力とは?

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投資の名言
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企業への投資を考えるとき、その企業が持つブランドは重要な要素になります。ではこのブランドとはどんな役割のあるものでしょうか。

世界に名だたる投資家、ウォーレン・バフェットもコカ・コーラ、ジレット(のちにP&G)、シーズキャンディーズ、ワシントンポスト(これはのちに売却)、最近だとアップルなど有名ブランドを持つ企業にどんどん投資しています。バフェットの考えるブランドとは以下のようなものです。

Your premium brand had better be delivering something special, or it’s not going to get the business.

ウォーレン・バフェット

あなたの高級ブランドは何か特別なものを持っていなければなりません。そうでなければ事業を軌道に乗せることができません。

★その「何か特別なもの」が何を指すかが気になるところですが…バフェットについての様々な本を読むとバフェットは「誰でも運営できるようなシンプルな事業」であり「エコノミック・モート(経済的な堀)を持つ企業」を好んで投資先にしています。エコノミック・モートとは競合がマネできない要素のことで、これがあることで他社にとって参入障壁の役割を果たします。

誰でもできて、競合がマネできない…この二つは相反するように聞こえますが、実はこれを可能にするものの一つがブランド力ではないかと思います。

例えばコーラという炭酸飲料自体は様々な有名・無名の企業が作っています。探せば350ml缶で49円で売っているようなものもあります。笑 しかし、コカ・コーラのあの味、それもコカ・コーラzeroではなくて赤ラベルのあのコーラでないとダメ!という人は結構います。このようにコーラみたいな誰でも作れる製品で圧倒的な指示を得るのがブランド力と言えます。

ぜひ個別企業に投資するときにはほかの企業が参入しづらくなる経済的な堀を持っているかどうかを基準に銘柄選定したいものです。

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