ビジネスは立て直すものではない!?バフェットの考える不調なビジネスとの向き合い方

投資の名言

投資をしていると不調なビジネスに投資をして、それが何倍にもなって返ってくることを夢想してしまうこともありますよね。実際にそんなことは可能なのでしょうか。ウォーレン・バフェットは投資の世界ではかなりの手腕を持っていますが、不調なビジネスには厳しい立場をとっていて、それか言葉の端端にでてきます。

When a management with a reputation for brilliance tackles a business with a reputation for bad economics, it is the reputation of the business that remains intact.

ウォーレン・バフェット

評価の高い経営者が不調と評価されたビジネスに取り組むと、無傷で残るのはビジネスの評価の方だ。

Should you find yourself in a chronically leaking boat, energy devoted to changing vessels is likely to be a more productive than energy devoted to patching leaks.

ウォーレン・バフェット

万が一水漏れの止まらない船に乗っているなんてことに気づいたら、船を変える努力の方が水漏れを止めようとする努力よりも生産的である可能性が高いです。

After 25 years of buying and supervising a great variety of businesses, Charlie and I have not learned how to solve difficult business problems. What we have learned is to avoid them.

ウォーレン・バフェット

25年間、様々な事業を買収したり監督したりしましたが、チャーリーと私は難しいビジネス問題を解く方法を学ぶことはありませんでした。我々が学んだことはそれを避けることです。

実際に、バフェットは不調だった繊維業会社のバークシャー・ハサウェイを立て直そうと努力しましたが最終的には繊維業から撤退しています。一時的な不調はまだ対策可能なものもありますが、当時の米国の繊維業は、他国と比べて人件費が相対的に高いなど構造的にどうしようもないところまで来てしまっていました。それを立て直すのは不可能ということで、だったらそれ以外の部分で勝負をしようということです。バフェットは1977年の株主への手紙でも不調な繊維事業と好調な保険事業を比べてこのように評しています。

In a sense, this is the opposite case from our textile business where even very good management probably can average only modest results.  One of the lessons your management has learned – and, unfortunately, sometimes re-learned – is the importance of being in businesses where tailwinds prevail rather than headwinds.

ウォーレン・バフェット、株主への手紙1977

ある意味、これ(保険事業の利益)は私たちの繊維事業、つまり極めて素晴らしい経営陣でさえおそらく平均して控えめな利益しか稼げない事業、とは反対のケースです。あなた方の経営陣が学んだことの一つは、そして不幸にも時々学びなおすことの一つは、向かい風よりも追い風の強い事業に取り組むことの大切さです。

投資先を選ぶときは株価が下がっているところを狙いたいですが、その時に株価下落の理由が一時的なものなのか、それとも構造的に問題を抱えているのか、しっかりと吟味して資本を投下したいですね。

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