株にはざっくりグロース株(成長株)とバリュー株(割安株)がありますが、どちらに投資する方がリターンが高いのでしょうか。言い換えればキャピタルゲイン狙いとインカムゲイン狙い、どちらがいいのでしょうか。
先日ご紹介したETFreplay、これで色々な銘柄のトータルリターンを比べると面白いことが見えてきます。

米国株のトータルリターンを知るにはETFreplay.comが便利すぎる!
タイトルの通りです。米国株のトータルリターンを知るにはETFreplay.comが便利です。名前に似合わず、個別株のトータルリターンも表示することが可能です。笑 複数の銘柄も比較可能なので色々とみてみると発見があります。特に高配当...
こちらのサイトでVOOGとVOOVを比較してみました。2つのETFはそれぞれS&P500採用銘柄のグロース株・バリュー株で構成されています。


過去5年間で言うと、最初の一年は互角の戦いでしたが、2015年以降は一貫してVOOGの方がアウトパフォームしています。2019年12月の時点でVOOGは2.16倍、VOOVは1.77倍という結果になりました。やはりGAFAに代表されるモンスター成長株の恩恵が大きいのでしょうか。
これを踏まえて今後考えられることは2通り。1つは引き続きグロースの天下が続くシナリオ。もう1つは割安で放置されているバリューがここから追いついてくるシナリオ。今後金利の上昇やGAFAの解体などが現実のものとなれば後者の可能性もあり得ます。さて、どちらになるか…
ついつい銘柄を選ぶときは配当利回りの高い銘柄に目が行きがちでしたが、意外にも成長株の方がパフォーマンスが良かったとは…勉強になりました。
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