人生100年時代の投資の根底にあるべき考えをバフェットから学ぶ

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投資の名言
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人生100年時代に老後2000万円問題と2019年は老後とお金の問題に注目が集まりました。さらに今後預金金利も大幅な上昇が見込めず、インフレ(ものに対する現金の価値の下落)も進んでいくとなると以下のバフェットの言葉はいよいよ現実味をおびてきます。

If you don’t find a way to make money while you sleep, you will work until you die.

ウォーレン・バフェット

寝ながらお金を稼ぐ方法を見つけないと、死ぬまで働くことになる。

しかし、日本の投資嫌いは相当なもので、自分で投資をしないばかりか、GPIFが年金運用の方針を2014年に転換し、国内債券の保有比率を減らし日本株・外国株・外国債の保有比率を増やすと批判の声が多く上がりました。

なかでも恐ろしい暴論だなと思ったのが2014年度に+12.27%の収益率を出した報道をみて「投資はゼロサムだから12%を超える損を出すリスクを取らないとそんな収益は出ないはずだ。国民から集めた大切な資金で博打を打つなんて!」と言っている人がいました。収益しっかり挙げて文句言われるんですからGPIFもかわいそうですね。笑 日本で投資教育を進めないとまともな議論にならないと思います。GPIFの名誉のためにも年間収益を紹介しておくと2014年度+12.27%、2015年度-3.81%、2016年度+5.86%、2017年度+6.90%、2018年度+1.52%、トータルでももちろんプラスです(ベンチマークに対してどの程度かは不問ですが…)。

こういう人には「投資しないリスク」という考え方が抜け落ちていると思わざるを得ません。

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ちなみに全く投資なし、預金金利0%、インフレ率0%と仮定して20歳から60歳までの40年働いて、そこからもう40年生きて100歳で死ぬと40年の稼ぎで80年生きることになるわけですから月給の半分を貯金し続けないと老後破産します。それを避けるには投資して稼いだお金をさらに増やすか、老後を子供に頼るか(その場合お子さんはもっと大変な老後を過ごすことになるかもしれませんが…)、リタイヤする年を伸ばすかしか無いわけです。今は3番目に注目が集まっていますが、投資教育や少子化対策ももう少し注目されてもいいような気がします。

投資に前向きな気持ちになれたらバフェットはこんな言葉もかけてくれます。

There are 309 million people out there that are trying to improve their lot in life. And we’ve got a system that allows them to do it.

ウォーレン・バフェット

人生の取り分を増やそうとする人が3億900万人います。そして我々がそれを可能とする仕組みを持っています。

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