ハイテクは投資対象外
バフェットの評価が一時的に下がったことがあります。それはテックバブル(ドットコムバブル)のころ。~.comとついていればなんでも有望株だった時代があったんですね。それでもバフェットはハイテク銘柄を全く買わず、結果的にパフォーマンスも市場を下回る状況に。いよいよバフェットも終わりか、なぜハイテクを買わないのか、と騒がれたころに言った言葉です。
Never invest in a business you cannot understand.
ウォーレン・バフェット
自分が理解できない事業には絶対に投資するな。
Risk comes from not knowing what you are doing.
ウォーレン・バフェット
リスクは何をしているか分かっていない事に由来する。
バフェットにとってはハイテクの世界は理解できない世界。なので正しく評価もできないので手を出さないそうです。実に堅実。実に賢明。
しかし、その姿勢を見習おうとした途端、あることに気づくわけです。
では自分は何の世界なら理解できているのか…と。
はい、はっきり言ってこの言葉はわらびー的には実行不可能です。わかる業界なんて一つもない。知らない業界に手を出しまくりです。笑 それでも数字を信じることで何とか食らいついています。
ちなみにわらびーが信じる数字はこのあたりです。


近年はハイテクに投資をし始める?
2011年にIBMに投資をしたことで初めてハイテク銘柄に投資したと話題になりました。しかしこちらは2018年3月までに撤退。投資判断を間違えたとのこと。それを素直に言える当たりもまた魅力的ですね。
その後2016年アップルに投資。こちらもなんで今更、とかバフェットも落ち目か、とか結構ひどいことを言われていましたが、2019年現在アップルの株価が2.5倍になっているあたり、バフェットまだまだ健在という感じです。
シンプルなものに投資するという趣旨をこんな言葉でも言っています。
You should invest in a business that even a fool can run, because someday a fool will.
ウォーレン・バフェット
愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜなら、どのビジネスにもいつか必ず愚かな経営者が現れるからだ。

コメント