株の世界では「噂で買ってニュースで売る」なんて言い方があります。話題に上るころには買い時は過ぎているということです。バフェットもそれについて述べている言葉があります。
Most people get interested in stocks when everyone else is. The time to get interested is when no one else is. You can’t buy what is popular and do well.
ウォーレン・バフェット
ほとんどの人はみんなが株に興味を持っているときに興味を持つ。興味を持つべき時は誰も興味を持っていない時だ。人気のものを買ってよいパフォーマンスはあげられない。
人気になってしまうとPERが上昇するなど割高な場面で買わなければならないことが多くなります。そこからの伸びしろは決して多くはないです。
また、こんなことも言っています。
The best chance to deploy capital is when things are going down.
ウォーレン・バフェット
資金を準備する一番の機会は下落しているときだ。
市場が下落していて割安になっているタイミングこそ買い時です。問題はそういう時は買いたい気分にならないことですが…笑 明日の方が安くなるのではないか、買ったとたんにもう一段下がるのではないか…なんて考えだすとなかなか踏み込めなくなってしまいますが、しっかりと財務などを見て買ったほうがいいという判断なら、むしろ下がっているタイミングが良い買い場になる可能性が高いです。そしてそういう時に動けるようにしておくには次のようなことが必要です。
Predicting rain doesn’t count, building the ark does.
ウォーレン・バフェット
雨を予想することは役に立たない、箱舟を組み立てることが役に立つ。
いつ株価が下がるかを予想するよりは株価が下がった時に動かせる資金を用意しておくことが重要ということですね。
2019年度で言うとREITが上昇しました。わらびーはまだ本格的にREITに投資をしていなく、打診買い程度でしたが、一気に価格が上がってしまったので買い増しは断念しました。その資金はほかの株式などにいまのところは回し、もしまたREITが安くなった場合は追加で買おうと思います。買おうと思っていたものが上がっていくのを見ることほど悔しいことはありませんが、そこを抑えられるかは全体のパフォーマンスに影響します。

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