投資の指南書にはよく「卵を一つのかごに入れない」「分散投資をしてリスクを分散する」という話が出てきます。特に最初のころはどの投資にどれほどのリスクがあるか分からない部分もあるので、そのような投資法も有効です。ただ、バフェットに言わせるとそれは初心者向け。
Diversification is a protection against ignorance. It makes very little sense for those who know what they’re doing.
ウォーレン・バフェット
分散投資は無知に対する保護策だ。自分たちが何をやっているか分かっている人にとってはほとんど意味をなさない。
Wide diversification is only required when investors do not understand what they are doing.
ウォーレン・バフェット
幅広い分散投資は投資家が何をやっているか分からないときにのみ必要とされる。
そしてもう一つ、集中投資には下記のようなメリットがあります。
You only have to be able to evaluate companies within your circle of competence. The size of that circle is not very important; knowing its boundaries, however, is vital.
ウォーレン・バフェット
あなたなあなたの能力の範囲内にある企業の評価が出来さえすればいい。その能力の範囲自体はそれほど重要ではない。その範囲の境界を分かっていることが極めて重要だ。
ある程度市場のことが分かってきたら自分が得意なものに集中的に投資するのもいいかもしれませんね。結局ある投資カテゴリーの仕組み・リスク・どのような外部要因の影響を受けるかをかなり深いところまで理解するとなると、必然的に投資できるものは限られてしまうのかもしれません。
わらびーも投資資金の95%以上を株式に入れていたことがありますが、意外と何とかなるもんです。ただ、短期的なリスクオフの時でもその下がりっぷりは結構ヒヤヒヤします。笑

コメント