投資の天才ウォーレン・バフェット。その天才ぶりは清々しいほどです。これほどの天才になると難解な言葉を駆使して相手を手玉に取るなんて容易いもの…と思いがちですが、実はバフェットは説明や冗談の天才でもあるのです。実に簡単な表現で本質を突くことができます。
バフェットの名言の一つでよく知られているのはこれではないでしょうか。
Rule No. 1: Never lose money. Rule No. 2: Never forget rule No. 1.
ウォーレン・バフェット
ルール1:お金を絶対に失ってはいけない。ルール2:ルール1を絶対に忘れてはいけない。
「お金を失ってはいけない」とだけ言っても印象に残らない人が多いと思います。なのであえてルール2を出すことでこの表現全体を印象に残りやすくしています。
しかし、ルール1が結構難しいんですよね…笑
また、会計上のルールでバークシャー・ハサウェイの出す子会社の業績とその子会社自体が出した業績が合わないことがあるとこんな言葉を株主への手紙に載せました。
The Yanomamo Indians employ only three numbers: one, two, and more than two. Maybe their time will come.
ウォーレン・バフェット、株主への手紙1979
ヤノマモ族はたった1、2、2より多い、の3つの数字しか持ちません。今後彼らの時代が来るかもしれません。
そしてこれは化学でも実際に使われる考え方でもあります。笑 ヤノマモ族の発想がスタンダードになったら数学嫌いに住みやすい世界になるでしょうね。笑
そんなウィットに富んだバフェットの生い立ちや経歴が気になった方はこちらもどうぞ。

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