日本ではまだなじみのないサンクス・ギビング・デー(Thanks Giving Day、感謝祭)ですが、米国の年末商戦にも関係のある重要なイベントです。その起源や年末商戦との関係などを見ていきましょう。
サンクスギビングデーってそもそもいつ?
サンクスギビングデーは11月の最終木曜日に行われる米国のイベントです。日本だと「ハロウィンが終わればクリスマス!」というイメージですが、アメリカだと「サンクスギビングデーが終わればクリスマス!」です。2019年は11月28日です。
起源は?
サンクスギビングデーの起源は1621年までさかのぼります。ピルグリム・ファーザーズが米国にたどり着いたとき、すでに厳しい冬となっていました。不憫に思ったアメリカ先住民たちが、彼らをパーティーでもてなしました。そのおかげでピルグリムたちは飢えをしのぐことができました。それがサンクスギビングデーの始まりです。
その後の歴史を見ると白人たちは先住民の土地をどんどん奪っていってしまい、結果的にアメリカは白人の国となってしまいます。それを考えると悲しくもありますが、サンクスギビングデーは助け合いの精神溢れる先住民の行いから始まったイベントなんですね。
ちなみに有名なのは
七面鳥料理です!ニワトリではありません。日本では七面鳥が食べられるのはディズニーかサブウェイくらいしか無いと思いますが(サブウェイのターキーハムおいしいよ、みんな食べに行ってサブウェイを応援してね)、さっぱりとしていて美味しいです。ニワトリより大きいしインスタ映え間違いなしですよ。サブウェイ株は持っていませんが、ぜひ頑張ってほしいところ。
ちなみに日本の「クリスマスにはチキン(またはケンタッキー)」はサンクスギビングデーの七面鳥が色々と間違われた結果たどりついた答えだとか。
この時期に日本の七面鳥事情を知らない米国人にニワトリを出すと「おいおいこの時期は七面鳥だろ?飯代ケチってる?ってかオレ嫌われてる?」なんて誤解する人もいるそうです。なのでもしチキンを出す時には「ターキーはディズニーかサブウェイでしか食えないから」と正直に伝えてください。笑
年末商戦との関係は
先ほども言った通り、アメリカでは「サンクスギビングデーが終わればクリスマス!」なのでサンクスギビングデーが終わった次の日からクリスマス商戦突入です。木曜日の次は金曜日、必ず黒字になるほど売れるのでついた名前が「ブラックフライデー」。
ブラックマンデーやブラックサーズデーは株価暴落と関係のある出来事ですが、ブラックフライデーは株価上昇が期待できるイベントですよ!しかも毎年くるから驚かないように。笑
最近では日本でもアマゾンやイオンがブラックフライデー押しなんでゆくゆくは日本にも根付くかな?ブラックフライデーも詳しく知りたければこちらをどうぞ。

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