業績(予想)を見るときのポイント

四季報の項目

業績(予想)は未来を考える貴重な情報

四季報には将来の業績予想が2期分載っています。これは普段なかなか企業に出向いて話を聞けない個人投資家としてはありがたい情報です。もちろん予想なので100%当たるわけではありませんが、大変有益です。長期投資を考えるにあたっては四季報を見るならまず最初に見たい項目と言っても過言ではありません。これと見出しのために四季報を買っているようなもの。笑

四季報の見出しを見るときのポイント
四季報の見出しは四季報の記者がおそらく一番力を入れているところだと思います。四季報の中で唯一(?)個性の出る部分だからです。見出しは2つに分かれていて、その企業の評価と、その根拠となる材料が書かれています。それぞれに小見出しがつき...

ちなみに過去の実績も同じく載っていますが、そちらは財務諸表の時にすでに一度見ている情報なのでここでは割愛します。こちらで確認してみてください。

売上高を見るときのポイント
まずはざっくりと損益計算書の作りを紹介損益計算書には売上高、営業利益(損失)、経常利益(損失)、純利益(損失)などが載ってきます。それぞれをざっくり説明すると以下の通りです。売上高…商品・サービスを売ることで得たお金です。...
当期純利益を見るときのポイント
当期純利益は見方さえ間違えなければ重要な指標になります。当期純利益とは当期純利益は経常利益をベースに特別利益と特別損失を足し引きした最終的な利益となります。当期純利益は2つのポイントから見ていきます。純利益が右肩上...

2つのポイントから業績予想をみる

さて、この業績予想ですが、今後の利益率と成長力の2つの観点から見ていきましょう。やることは財務諸表を確認した時と似ています。

利益率は純利益÷売上高でみていきます。最低でも10%くらいあると望ましいです。またはその業界のトップを探すというのも一つの方法です。

わらびーとしては利益率は企業選定の第一の指標になっています。後にも先にもある程度利益率のいい商売をしているかが個人的には大きなポイントです。薄利多売は何となく避けたくなります…特に何か不測の事態が起きた場合、損益分岐点を割り込むのが薄利多売の企業だと早いように思います。

ただ、買い物の場面だと薄利多売系のお店は大好きだったりします…笑 自分の買い物行動と投資行動が全然かみ合っていません…時々「自分がよく使う企業の株を買え」なんて聞きますが、個人的には当てはまらない部分もありますね…

成長力は今後売上高や各利益がどのようなペースで伸びていくかです。わらびーはこの成長力次第でPERをどの程度まで許容するか決めています。そのあたりの話はこちらで。

PERを見るときのポイント:似ている指標PBRと合わせて紹介
四季報を見る上でぜひ注目してほしいのがPERです。ちなみにPERは日々変動するので各証券会社で日々のPERを出してくれていると思います。PERはその株が割安か、またどのように評価されているかを知る上で極めて重要な指標になります。P...

売上高ばかり伸びて利益率がそのままなのは問題ですが(利益率が下がっていることになるので)、売上高がコンスタントに伸びていくこと自体は望ましいことだと思います。

売上高が成長していなくても利益率がいいと思って買った株が、後で益々売上高を落とし、利益率も悪化していったということは何度か経験しました。そんなこともあり、今は投資先にある程度売上高の成長を期待しています。

どんどん売上高を伸ばす成長企業、今後の成長は見込みづらいがしっかりとした利益率で高配当、など企業ごとの違いが見えると同時に、自分がどのような株に投資したいかを考えるキッカケにもなります。ぜひ自分の投資スタイルに合った企業を見つけてみてください。

業績の修正などないかも確認!

四季報を作ってから現在までに業績の修正が出ているときもあります。その企業自身が手持ちのデータをフルに使っての予想で、ある程度見通しが立たないと出さないものなので、その場合は企業の最新の業績予想をベースに今後を考えましょう。

ちなみにルールとしては売上高10%以上、営業利益・経常利益・純利益は30%以上の乖離があると予想される場合、業績の修正を出すことになっているようです。ただ、これ以下の業績の修正でも出す企業もあります。そこは善意ですね。笑

上方修正だと四半期決算の少し前、下方修正だと四半期決算と同時に発表する傾向にあるようです。決算前後で株価が大きく動いている場合、何らかの修正が出ている可能性があります。決算の時期にはそのあたりも注目しながらみていきたいですね。

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