販売費及び一般管理費を見るときのポイント

財務諸表の項目

販売費及び一般管理費とは商品を売るためにかかるコストです。例えば人件費や広告宣伝費などがこの費目に入ります。

簡単に言うと企業の生み出した価値を届けるためにどのくらいのコストがかかるのかということになります。

販売費及び一般管理費は売上総利益の30~80%の間に入っていれば問題ないでしょう。もちろん低いほうが利益率を削らずに済むので低いに越したことはありません。ただ、業種によっても大きく違ってきます。割合の大小も大切ですが、同じ企業で年度によって大きくバラツキがある方が気になるかもしれません。

売上総利益から販売費及び一般管理費を除くと営業利益(それがマイナスなら営業損失)になります。これが本業の利益と言われるものでこれを重視する人もいます。経常利益を重視する人も純利益を重視する人も、その元をたどれば営業利益がベースになっているので、言うまでもなく重要な指標になっています。ただ、すべてをまんべんなく見る必要はなく、わらびー的には純利益や経常利益をよく見ています。

当期純利益を見るときのポイント
当期純利益は見方さえ間違えなければ重要な指標になります。当期純利益とは当期純利益は経常利益をベースに特別利益と特別損失を足し引きした最終的な利益となります。当期純利益は2つのポイントから見ていきます。純利益が右肩上...

営業利益は売上高から仕入先に原価を払い、従業員に賃金を払った残りとも言えます。その利益率が低いということは、薄利多売で利益を稼いでいることになります。薄利多売は損益分岐点も高くなる傾向にあるので、個人的には避けたい業種です。ただ、薄利多売の業種の中で比べて優位性があるならそれはそれで強みになると思います。

逆に利益率は一見よさそうでも、同じ業界にもっと利益率のいい会社があるなんてこともあります。その場合は業界内で後れを取る可能性もあるので必ずしも良い投資対象とは言えない場合もあります。

利益率の絶対値も大切ですが、他社と比べた相対的な利益率も有益な情報をもたらしてくれます。一度その業界について俯瞰的にみておくことも有益です。

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