特別利益(損失)合計を見るときのポイント

財務諸表の項目

特別利益や特別損失とはその名の通り、その時々の特別の事情で出た利益・損失です。例えば「子会社売却したんで利益出ました」みたいなことは毎年は起きないわけで、そんな時は特別利益として計上します。逆に買った企業が値段ほどの働きをしてくれない場合はのれんの減損損失が特別損失に計上されます。

もう少し身近な例でいうと「速く走れた」場合、「もう一回やって」と言えば少し休んでもう一度できることが普通でしょう。それに対して「超限定プレミアチケット手に入れた!」に対して「もう一回やってみて!」は「できるわけねーだろ」ってなると思います。後者のようなその時一回きりのラッキー(?)な儲けが特別利益、アンラッキーな支出が特別損失です。余計に分かりにくければ忘れてください。笑

特別利益(損失)が大きい場合はその理由を調べよう

話を戻して、特別利益(損失)は見てきたように必ずある費目ではありません。その一方で急に大きな金額が計上される費目でもあります。特に金額が大きかった場合は、その原因を探ってみましょう。大きな 特別利益(損失) は企業にも説明責任がありますし、説明の仕方を間違うと企業も大切な投資家を失ってしまうリスクがあります。なのでプレスリリースで発信するなどしている可能性があります。特別損失は気持ちの良いものではありませんが、失敗したものを失敗でしたと素直に認める姿勢がみられる部分でもあるので注意してみていきましょう。

大企業の場合は新聞などにも取り上げられます。せっかく紹介するので特別利益にしましょう。たとえばこんな感じです。逆にその翌年には特別利益の追い風がなくなるので減益になることが多いです。それでも仕組みが分かっていれば焦ることはないですよね。これがその一例です。

ちなみに最後に注意点を一つ。特別損失を毎年多額で連発している企業は本当に気を付けてください。「今回はたまたまなんです、すみません」「これは仕方ないんです、ごめんなさい」「今回限りにします」…それって本当に「特別」損失なんですかって話です。笑

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