純資産合計を見るときのポイント

財務諸表の項目

純資産とは企業の正味の価値を表す数字です。これと負債を足したものが企業の資産と等しくなります。これが貸借対照表がバランスシートと呼ばれる所以ですが、そのあたりは財務諸表の仕組みを紹介した本に譲ろうと思います。興味を持った方は以下をどうぞ。

『財務3表一体理解法』:財務諸表を一から作る感じで分かりやすく解説!
財務諸表について書く中で、どうしても分かりやすさ優先・投資目的のために(そしてわらびーの理解不足もあり)雑な説明で終わってしまっています。もし真剣に財務諸表について学びたいという方にはおすすめの図書があります。 『財務3表一体理解...

さて、純資産を見るときのポイントですが、例えば負債比率のように他の項目と比べての比率を見るという方法があります。四季報に記載されているROEも一株当たりの利益を一株当たりの純資産で割った値です。また、それ自体が企業の正味の価値を表すので基本的には上昇傾向が望ましいです。

ただ、純利益がしっかり伸びていながら純資産が減少することもまれにあります。それは配当金で株主還元をしっかりしている証拠です。特に米国株では配当金や自社株買いで株主還元をしっかりする企業が多いです。日本企業でも株主還元をしっかりするところが増えてきているようです。

米国の場合、株主還元が厚い分、従業員への還元が不十分で労働者の不満が溜まっているという別の問題もありますが、とりあえずはしっかりと稼いだ分を社会に還元しているということでしょうか。日本は企業の内部留保が話題になるなどまだまだこれからですが、株主還元が始まるタイミングで株価も上昇することが多いので、これからに期待ですね!


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