お金の使い方は人生そのものだと言えます。趣味へのお金は興味を表し、食費は食の嗜好を表し、保険へのお金は漠然とですがその人の不安を表すと思います。
それとは別でそもそも全体的にお金をよく使う人なのか、それともお金を使わない人なのか、そういうものを見つめると根っこにはその人の生まれ育った環境、家庭像なども垣間見れるようです。
なのでまずは自分がどういうタイプの人間か振り返ってみるのも、今後のお金との付き合い方を考えるのには有益です。ここではお金をよく使う人とあまり使わない人に分けて考えていきます。
お金をよく使う人
- お金を使うことで人生が豊かになると思う
- お金を払うことでより価値のあるものを得られる
- 人との交流はどうしてもお金がかかるもの
- お金を使うとストレスが発散される
- 金払いが悪くなると嫌われると思う
お金をよく使う人の考え方をわらびーなりにイメージしました。ほかにもこれあるよ、なんて方はコメントに残してもらえるとありがたいです。笑 お気づきかもしれませんが、上から良いこと、下へ悪いことの順で書いています。なのでお金をよく使う人でお金を貯めたい人は下の方から見直しをしていきましょう。また、お金をあまり使わない人も、上の方から新たな考えを取り入れることで、人生をより豊かにする可能性があります。
また、お金をどこにもまんべんなく使ってしまう人は、その中でも特にどれが自分にとって不可欠な支出で、どれがやめてもいい支出かを振り返るのも家計や自分自身を見つめなおすいい機会になります。
そうすることで、「自分は人との交流にはお金で買えない価値があるからどんどん支出してかまわない」とか「健康に直結する食事はないがしろにできない」とか「この趣味があるから日々楽しく暮らせるんだ」など自分が本当に必要としているものが何かを見つけることができるからです。
わらびーも趣味の家庭菜園は倹約していても続けています。緑と触れ合う時間が無いとどうしても生きている心地がしないからです(そして趣味と呼ぶにはあまりに安上がりなものですし…笑)。
中には健康的な食生活や定期的な運動など削りすぎるとあとで自分に悪影響として返ってくるものもあるので、削りすぎは注意な項目もあります。
お金をあまり使わない人
- いざという時にお金が使えるよう、今は使わない
- 将来お金を心配しない人生を歩みたい
- 将来どうしてもお金が必要になる予定がある
- 漠然とした不安からお金を貯める
- 得をしたい、損をしたくない(後者強いかな)
- お金を使うのは悪いことと思う
お金をあまり使わない人のイメージです。こちらの方がリアリティがあると思った方、正解です!なぜならわらびーがこちらのタイプだから。笑 お金を使わないにもいい理由と悪い理由はあると思います。お金を使わない人は下から行動を改めていくと、よりよい人生が開けるかもしれません。逆にお金をよく使う人は上の考えを参考に、もう少し先の事をイメージしていくとお金を使いたい衝動を抑えることができるかもしれません。
お金は何かを行うための手段なので、最終的には使ってしまうものですが、それをどのタイミングでどういうものに使うのが適切なのか見極めていくのが大切です。目的をもって節約することは大切ですが、ただ漫然ともったいないと削ってしまうと心のバランスや健康面でマイナスの影響も出てくるかもしれません。
普段は倹約している人もここぞという時にはしっかりとお金を使い、豊かな人生を歩んでいるとカッコいいですよね。
それぞれの良いところは取り入れる
最後に、自分のタイプが分かったら何を改めるかを考えると同時に、もう一方のどの部分を見習うかを考えてみるといいでしょう。そうすることで、お金への考え方のバランスが取れるとともに、実は他者からの評価も上がる可能性があります。
というのも、普段お金をよく使う人がさらっとお金を大切にすることを言うと「こいつ、要所要所はちゃんとしているんだな」と思われたり、逆に使わない人が使うべきところでぽんとお金を出すと「普段はけち臭いけど、意外と良いところもあるじゃん」と前向きに評価されたりするからです。笑 まー、周りの評価はいったん置いておくとして、支出のバランスをとることでより豊かな人生を無理なく送ることは十分にできることではないかと思います。
もし給料日前に通帳残高が気になる生活をしているなら支出を見直して精神衛生的にもいい生活を送れます。もししっかり稼いでいても土日にすることもなく何となく過ごしてしまうなら趣味の一つでも始めてみましょう。
わらびーはどちらかというとお金を使うのが下手なほうなので無駄をなくそうとして自分の人生の充実をないがしろにしたと思える時期もありました。それはそれでお金は貯まりますが、なぜそれをやっているのか、どこを目指しているのか分からなくなると人生そのものがつまらなくなってしまいます。お金を貯めることは手段であってそれ自体が目的ではないので、そのあたりを時々振り返ることで最終目的のより豊かな人生に資するのではないでしょうか。
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