資産合計を見るときのポイント

財務諸表の項目

財務諸表の貸借対照表、資産の部は資産合計だけを見ています。

そんなんでいいの?大切な資産がどれくらいあるかは、企業の価値を見る上で重要なんじゃないの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、貸借対照表の「資産」は世間一般で言われている資産とは大きく異なっています。まずは雑になりますが、説明しましょう。

例えば車を1000万円で買ったとしましょう。そうすると「車両運搬具 10,000,000」と入ります。車は減価償却されます。減価償却とはめっちゃ雑に言うと「1000万を一年で払うのは辛いから、何年かに分けましょう」という発想です。軽自動車の新車だと4年に分けて償却するようです。つまり毎年の利益からは250万ずつ経費として計上されます。で、一年目の 「車両運搬具 10,000,000」 は二年目 「車両運搬具 7,500,000」、三年目 「車両運搬具 5,000,000」……で最後は資産上の価値が0になります。 (車は4年で価値が0という発想自体も驚きですが…)

本来なら負債の部の数字の動き、定額法と定率法の違いなども説明しない簿記的にはいけないところでしょうが、これは簿記を学ぶサイトではないのでお許しを。ってか簿記学んだ方がいいよなー(遠い目)。

さて、そうすると資産に書かれているのは「どれだけ価値ある資産を持っているか」ではなく「その資産を得るためにどのくらいお金を払ったか」「今後どのくらいの金額が減価償却されるか」という意味の方が近いのです。

わらびーが財務諸表の読み方を学ぶにあたって一番衝撃を受けたと言っても過言ではない部分です。そんなわけで資産については合計額がいくらであるかにしか注目していません。

特に最近では有形の資産は自然災害のリスクにさらされることもあり、必ずしも資産が大きいことがメリットばかりというわけでもなくなってきています。また、大きな工場などの資産が収益を生んでいた時代からアイディアなどの無形のもので収益化ができる時代にもなってきています。

そういった意味でも一応見る指標ではありますが、今はそれほど重視はしていないところです。

ちなみに貸借対照表の資産の意味について最初に学んだのはこの本だったと思います。

世間一般で思われている資産と、裕福になるために持つべき資産との間にはギャップがあるということを知ると、どういったものにお金を振り向けていくと良いかが見えてきます。

必ずしも金持ちを目指す人だけではなく、日々のローンの支払いに追われて大変なんて方も一度読んでみるとどういったものへの支出が削るべきところなのか見えてくると思います。

難しい表現もなく、お金について学び始めた人にも「これなら読み進められそう!一部はすぐに実践できそう!」と思わせるようなハードルの低さもこの本の魅力だと思います。笑


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